銚子・角巳之・三代目

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ルビコン川

2009年06月26日 | 日記・エッセイ・コラム

012私事で甚だ恐縮ながら....。 昨日、不惑となりました。誕生日といえば、ここ数年写真のような刺身に囲まれて....見事に刺身の角が立った銚子港水揚げの生マグロ...。不惑とは孔子の言葉と友人に教わりましたが....孔子の時代の40歳と今の40歳は同じだろうか?などと考えながら、でも”迷わず”の言葉は、自らの今の境遇と重ね合わせると、ああそういう年代になったんだなあ~と。さて、その後の運命を決定付けるような後戻りのできない重大な決断や行動をすることを”ルビコン川を渡る”などと言ったりします。ルビコンの流れ・雄姿を宿し・天山の嵐・将星を磨く....とは、母校重戦車軍団の部歌....。ルビコン川....。イタリア北部を流れる川であります。ローマの英雄ジュリアス・シーザーは、"賽(サイ:サイコロの意味でしょうか)は投げられた”との有名な言葉を伴って、この川を渡る.....。外征(ローマ以外の領地を平定)を果たし、ローマに凱旋しようとしたシーザー...。ローマ国内にあってはシーザーに謀反人の嫌疑をかけて葬り去ろうとする勢力が台頭する。シーザーの人気、実力に嫉妬、怨嗟、嫌悪感....。何よりもローマの政治体制が制度疲労を起こしている....。このままではローマが滅んでしまうと考えたシーザーは、軍隊を率いて渡ることを禁じられていたルビコン川を渡り、ローマに進軍を開始する.....。歴史の名舞台...。私の筆致では役不足ゆえ、詳細は書籍等をご参照下さい.....。誰しも人生の中で、幾度かルビコン川を渡らねばならない時期があるのかもしれません。不惑を迎えた私にとって、諸般の事情を鑑みるとそれは今なのだろうと思っております。むろんシーザーなど、例えに出すことすらおこがましい事ではありますが、"ルビコンを渡る” その気概を持って.....。とにもかくにも不惑であります。


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