銚子・角巳之・三代目

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キンメ鯛のキンメ鯛

2006年02月18日 | 魚の胸ビレの骨

000_0722_1 これをキンメ鯛のキンメ鯛と言うのかどうか分かりませんが、写真がキンメの胸ビレの骨です。確かに魚のような格好には見えますが、キンメというより金魚のように見えます。少々大型(1㎏以上)のキンメでしたので大きさはタバコと同じくらいありました。当然のことながら現物の(魚の)大きさと胸ビレの大きさは比例(魚が大きくなれば胸ビレも大きい)しています。この骨が見つかったから何なんだ。と言われればそれまでのことですが、些細な発見や喜びは魚(食材)をより良く知ろうとするキッカケになることが良くあります。豚の骨にハゴイタとか、ゲンコツとか独特の名前をしているところがあります。半丸(枝肉の半分になったもの:映画ロッキーで、ロッキーがサンドバック代わりに叩いていたやつです)を解体した時に初めてこれらの実物と対面し、なるほど本当のハゴイタ(羽子板)やゲンコツ(拳骨)のようだと感動した事があります。生物学的に見ても、これら形は理に適っているようです。俗に骨の周りが美味しいと言いますが、肉の場合はその通りの気がします。魚の場合は一部大型を除き、そんなに身がありませんが、あら汁、あら煮など、旨み成分の宝庫である事は間違いないと思います。


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