銚子・角巳之・三代目

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潮目!

2011年11月17日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_7186 潮目(しおめ)が変わるなどという表現があります。漁師さんや釣り好きに聞くと必ず出てくる言葉....。確かに潮目というものはあり、何らかの予兆を伴ったり、全く予想外の動きをしたり...、とくかく万物は流転する。必ず変化するということなのでしょう。ここから転じて、今までの常識が非常識になったり、今まで通用していたものが全く通用しなくなったり、その反対もまた然り...。最近良く耳にする言葉...。あいつ何やってんのかわからない....。別に他人が何やっていようと、気にしなければよいだけの事でありますが...。変化は多くの場合苦痛を伴う訳であります。快適な生活を送っているのに、それが失われそうだ、お気楽にやっていたのに責任背負わされそうだ...で、変化はどうしても拒みたくなる....。会社員の方々が酒飲みながら、うちの社長、役員は全く何やってんだか...。仕事を押し付けて、自分たちはゴルフだ宴席だ...。ほぼ定番の愚痴でしょう...。しかしながら、立場にならないとわからないことは多々あって、何よりそこで給料もらってんでしょ....と。こんな感じでしょうか。はたまた、何やってんだかわからない...と同僚を批判し続け、それはわからないのではなく、わかりたくない、あるいは負わされている責任の重さが違いすぎて理解できない、ということなんでしょうが...。潮目は必ず変わります。何やってんのかわからない...。これで通用してしまうと、とにかくこの常套句を使って、逃げるクセが付いてしまうわけですが、潮目が変わると一気に反転する。わからない、わかろうとしない、わかりたくない、わかってしまうと困る(やらされるから)...だと潮目にのまれて沈んでしまうのではないでしょうか....。できない理由を探すより、どうやったら出来るか考え、行動したほうが早い...。良く聞くことでありますが、何とかのひとつ覚えを繰り返していると、モノの道理が見えなくなる...、で、気が付くと周囲に誰もいない....。潮目が激流のごとく変化している昨今、中学バスケ見ながら、そういえば以前、チームの窮地を、あいつ何やってんだかサッパリわからねえ...と思っていたチームメイトに何度も救われたな~と懐かしく...。写真は本文とは全く関係なく、旭の体育館に向かう道すがら...であります。