銚子・角巳之・三代目

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沼津へ③

2010年03月23日 | 諸国漫遊紀

063 平成20年4月1日現在、日本全国に漁港は2921ケ所。それらは第1種(地元流通)、第2種(広域流通)、第3種(全国流通)、第4種(離島など)、特定第3種(最重要)に区分され、水産業の振興・日本の食糧流通にとって最も重要であるとされる特定第3種漁港は全国に13ケ所(八戸、塩釜、気仙沼、銚子、焼津、境港、福岡など)存在しております。その13ケ所の水揚げ合計は全国の総水揚高に対して半分近くになっているんじゃないかと思います。要するに、その13港については、例えば銚子港は銚子にあるけれど、銚子のためだけにあるのではなく、日本の水産業、翻っては食糧政策に極めて重要であるということだろうと思います。沼津に行って、魚市場と水揚港の違いが良くわかったような気がしております。どちらがどうのと言うことではなく、役割の違い....。使い勝手から言えば、シケです何もありません....より、陸送でもなんでも集めてきますよ....の方が良いのでしょうが、やはり長い年月を掛けて培ってきた役割にはそれなりの理由がある。それもわかって参りました....。明後日より今度は大阪に赴きます。日本一の取扱高を誇る魚市場にて、日本一の水揚港としての役割を再確認して来ようと思っております。年度末を控え、相変わらずバタバタと飛び回り、ブログの更新も怠りがち....。毎度の事ながら誠に申し訳ありません。写真は魚市場とは全く関係ありませんが、沼津からの帰途、御殿場を通過中のバス(車内)から富士山を。ちょっと雲がありましたが、それでも威風堂々の姿でありました。