銚子・角巳之・三代目

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日本語で....①

2009年09月05日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_4594 先日ある方から...。あんたの行っているビジネス・モデルのコンセプトは、コミュニティーに対してどんなスキームを示し、何をコミットするんですか?.....と。回答は....????であります。良くわからないので、日本語で言って下さいと申し上げたら、何でこんな用語がわからないの....常識でしょ.....と蔑むように.....。私も商学部のOB。社会人になってからは東京で、それら横文字氾濫の渦中にいた訳でありますが、日本人が日本語で生活している日本に住んでいる訳でありますから、それら用語を適切な日本語に変換して、みんながわかりやすいように伝える。これ非常に重要であると思っております。例えば流行のコミットメントという言葉....。どういう意味でお使いになりました?と申し上げますと、コミットメントはコミットメントであって、日本語には置き換わらない....と。日本人に説明するのに、日本語に置き換わらない用語を使い、それで意思疎通が出来ずに、あいつはバカだ....。これではお話になりませんね。コミットメント....。総合商社の第一線で活躍する方に質問しましたら、ああコミットメントね....。それは“何が何でもやり抜く約束事の事”で、出来なかった場合の責任、代償を伴う極めて重い言葉ですよ....という回答が返って参りました。経営者が経常利益率~%、有利子負債~%圧縮....などと“コミット”しながら、それが達成できない場合は責任。....となる訳であります。ここで責任という言葉...。責任取って辞めます....。では責任を取ったことにはならないんだそうです。責任とはある約束事に対して、それが達成できなかった場合、自らに不利益な状況を甘んじて受け入れることを指し、状況を悪化させておきながら責任取って辞めます....では、責任を取るどころか、責任回避、敵前逃亡ですよ....と。ひとつの言葉を発した時、その言葉がその場にいるすべての人々に理解されているのか否か? 理解できないあんたがバカなのよ....では、問題の本質に触れることは出来ず、ゆえに常に問題が先送りされ、次の世代に次の世代にツケが回されていくことになる訳であります。続きは次回に.....。


ABC

2009年09月05日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_4591 気が付けば2週間近くブログの更新を怠っておりました。で、9月に...。新米の季節を迎えました。銚子周辺は8月末の台風被害が懸念されましたが、影響は軽微で概ね平年並みの作柄のようです....。さて新米。会社などで新入社員を“新米”と呼んだりします。米作りには八十八の手間が掛かっている。故に“米”と言う字は八十八と書くと....。苗が田植えされ、稲となり、稲穂になって、刈り取られ、籾になって、玄米になって、精米されて白米に....で、ご飯.....。混ざりのない新米はどの産地であれ一番おいしい....。出来れば自らが生活している近所のお米が一番いい...。身土不二(しんどふじ:身と土は同じ)という言葉もありますし.....。手間隙掛かった新米が流通の段階で古米か何かとブレンドされてしまう....。要するにズルが横行し、新米の価値がどんどん薄れていく.....(ことがないように....) やる気に満ちていた新入社員が、古米と混ざって自らの気概を失わせていく....(これまた・そういうことがないように...) 久しぶりの更新。何やら上手くまとまらず...。さてさて、先般ある本を読んでおりましたら、仕事はABCだ。とありました。何のこっちゃと思い読み進めていくと、A(当たり前のことを)、B (バカになって)、C(ちゃんとやる)....。確かこれ、経営者向けの書籍。“当たり前”...。この言葉は難しい。自分が当たり前と思っている事、第三者は当たり前と思っていないことが多い。“バカ”この言葉は拙ブログでもしばしば。悪い意味で使われていない。“ちゃんと”...。これまた難しい。ちゃんとやれ。これはどういう状態を指すんだ.....。新米の季節を迎え、自らに言い聞かせるように。新米の気概を忘れず、日々A,B,C。大きなリスクを回避する為に、目の前の小さなリスクは進んで取れ....。小さなリスクを回避し、逃げ回っていると、最終的には一番大きなリスクを背負い込むことになる....。要するにそういう内容であったかと思います。明日からA,B,C....A,B,C.....と唱え続けます。