銚子・角巳之・三代目

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再び、守・破・離!

2009年05月27日 | 日記・エッセイ・コラム

015 銚子に戻ってから来客ラッシュ....。本当に有難いことではありますが、いかんせん、今の私には皆様方のご期待に沿う実力がなく....。でも何かが動き始めているのでしょう。実力の如何に関わらず、ご期待に添えるよう最大限の努力を...と思う今日この頃であります。さて写真。同級生のH君と一緒に行った銚子の名店Aさんにて。ネタのすべてに仕事が施してあるわけです。銚子だからネタの”新鮮”さ、さえあれば....。ということではないんですね。マトウダイの昆布〆、アジの巻物、写真には載ってませんが別途、名物の伊達巻....。これら職人芸の使い手の方々も、最初からこんな技が使えた訳ではないんですね。まず師匠について、その教えを忠実に守る。そこから少しずつ自分なりの得意技を磨き、ある一定の期間を経て離れる(独立)ということになるのでしょうか。最近は中途入社等で、即戦力が求められる時代なんだそうです。何か専門知識を持った方が入社してくる。期待が大きい....。でもその会社の仕組みは時代遅れで、自分の専門分野を発揮する機会に恵まれない。意見すると生意気な...といわれる。で、摩擦が起こり、居難くなる...。いろいろなケースを見て参りましたが、やはりここでも守・破・離かと。即戦力であっても、入社3年目くらいまで、会社はその実力が発揮できなくとも給料その他を払ってくれている訳であります。破る、離れるはいつでも出来ること。一定期間、"守る”がないと信用されないと思うのは私だけでしょうか?かくいう私、銚子に戻って約4年....。急がば回れ...で、現場作業に終始しておりましたが、最近何か居場所があるように感じております。これから少しずつでも色が出せて行ければ.....。何事も離れて感じる有難さ....。一時の感情で大局を見失い、現実を受け入れられずに責任転嫁してみたところで、残るのは虚しさだけでありましょう。故にまず”守る” その代わり、ああしたら良いのに、こうしたら良いのに...を心に蓄積し、"その時”が来たら一気に爆発させる....。パラダイムシフトを迎えている昨今であります。