シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

ユズリハが大変な事に!

2015-08-06 | ご近所、周辺事象

8月2日(日)の11時頃、図書館に行って文庫本を借り、その後、暑いので近場の樹見散歩!ということで近くのお寺と久し振りに子供たちが通っていた小学校にも寄ってみた。

小学校は昨年まで新築と大改修を行っており、外観がキレイになったのは見ているが、外周りの植樹などがどうなったのか見ておこうと思ったわけだ。
でも、新しくなった所は野菜を植えている広い畑があったものの期待はずれだった

それではと、校庭の正面にある同学校のシンボルツリー「ユズリハ」を見に行くことにした。
ユズリハはユズリハ科ユズリハ属の常緑高木。譲り葉のとおり、春に新葉が生長し出揃ってくると、前年の葉がそれに譲るように落葉する。これを、親が子を育て成長したのを見届けて家を子に譲る、世代交代、子孫繁栄に例え縁起木とされている。

校舎の角を曲がるとユズリハが見えるはず・・・だが、無い!アレ、何、どうしたと思いながら近づくと、伐られていた。何て事だ。
工事車両や祈祷のあとも見られ、前日もしくは前々日に伐られたと思われる。何故?


5年前に別ブログで取り上げた時の内容を確認すると、この樹は昭和35年12月、小学校開校の周年記念事業の一環として植樹されたもの。立派な古木といえる。
それでも、画のように株立ちになっている半分は切り口がキレイだ。素人考えだが2~3本でも残すことはできなかったのだろうか。

記念樹でシンボルツリー、これは何かしらのお知らせがあるだろうと思い、小学校のWebをみたが何ら関わる情報はない(そもそもの発信量が少ない)。それどころか『学校のシンボル「ゆずりは」』という紹介ページは存在したままだ。 どうなってんだ!

ユズリハの隣には、卒業生寄贈による、河井酔茗氏の「ゆずり葉」の詩がたてられていて、それは残されたまま。なんだか悲しい光景だ。

 

子供にも教えてあげた。小学校の辺りは通常通ることがないので、当然知らなかったようで「エッ、何で!?」と。

2010年2月にこのユズリハを撮っている。別ブログでは紹介しているが、この日記でも在りし日の姿を残しておこう。


 

コメント (6)
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