シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

我が家の庭木の様子

2012-12-09 | 我が家~植物・生物

鉢植えのイロハモミジの紅葉については11月11日の日記で取り上げた。
毎年、落葉が前の道路のアチコチに飛んでいくので気を使うところだが、今年はその後の風雨で一気に散って落葉も大方はどこかに飛んでいったようだ。

それ以外の庭木も記録のために載せておこう。〈12月1日撮影〉

玄関横の狭い庭、玄関に一番近いのは斑入りの「ヒイラギ」で今年も花を咲かせた。ポスト柱の裏側になるので、道路からは見にくいのだが玄関横からはOKだ。ただ、妻に言ったら「花をつけるの?」と。何てこった。葉腋に白色の小さな小花を密生させる。

その隣は「ヒメシャラ」が紅葉真っ最中。種子もはじけそうになっており、さらに冬芽も出はじめている。元々株立ちだったが、西日が強いせいか1株しか残っていない。

枝がまばらで寂しい感じがするので、見上げた画を載せよう。

ヒメシャラが1株になって間が抜けたので、何年か前に隣に「コナラ」を植えた。緑から黄葉に変わり中。こいつはスクスクと枝を伸ばしたがるので、道路にはみ出た枝や家屋に伸びる枝を年に何度か落とす。

その隣の「ヒュウガミズキ」はほぼ黄葉。午後3時半をまわって横からの日射しが強いね~。下のアイビーが伸び伸び状態だが、翌日刈り揃え落葉と共に掃除した。

家屋右隣の奥に「ヤマボウシ」がある。一昨年の紅葉はこんな感じだった。それが・・昨年は色がイマイチで、今年は紅葉するまえに落葉が多かった。剪定の仕方が悪いのか何かが足りないのか???下枝にのみかろうじて葉が残っていた。

 

日当たりが良くない玄関前にはいくつかの鉢植えがある。夏になると2種類の「ギボウシ」を家の裏から持ってきて彩りを増やしてくれるのだが、それ時以外は少し寂しい。

そこで、日当たりは決して良くないけど玄関脇に常緑の花木があってもいいな~と思っていた。(最悪、日当たりが必要ならベランダに移せば良いしな~と。)

そしたら、近所のHさんから「ランタナいらんかね~」のお声がかかり、今日の夕方、鉢植えを届けてもらった。今年芽がでたもののようだが高さが30センチはある。Hさんありがとね~。


ところで、11月10日に買ったシクラメンの小鉢(超ミニサイズ)は、その後順調以上に花が咲きはじめているように思える。当初花柄は7本くらいだったが、12月1日ではこんなになった。

今日、花柄を数えてみると・・・数えにくい。35本前後ではないかと思う。この後どうなるのだろう?一気に終わってしまうのだろうか?はてさて。

 

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ファイト!(中島みゆき)

2012-12-07 | 音楽と…

♪ファイト! 闘う君の唄を
 闘わない奴らが笑うだろう
 ファイト! 冷たい水の中を
 ふるえながらのぼってゆけ

いつからだろう(カロリーメイトの)CMソングとして若い女性が歌っている。中島みゆきさんの唄だ。調べてみると1983年のアルバム『予感』に収録されている。
その後、1994年に生保のCMソングに起用され、シングル「空と君のあいだに/ファイト!」に両A面曲として再度収録されていた。

歌は知っているが、CMのこの人は誰?妻に聞くと「満島ひかり」という・・・んで、誰?「マックスに出ていたでしょ!」と。オーッ!あの「エリーか~」。
ウルトラマンマックスのサイボーグみたいな役だった。大人になったな~。

そんな話をしたのが数日前。
今日、会社から帰って晩酌しながらTVチャンネルを順に移動していたら、ちょうど「ベッキー」が『ファイト!』を歌っていた。エッ何で!?と思いながら終わるまで聞いた。ちょっとベッキーのイメージとは違うね。番組の意図は分からないが、少し嬉しかった。最近流行っているのだろうか。

久し振りに『ファイト!』の歌詞を追ったけど、これは難解だ。
単なる応援歌ではない。マイナスをプラスに転じようとする辺りの辛く厳しい歌だ。現代の世相を反映しているのかもしれない。

この後、YouTubeで中島みゆきさん本家の歌を聞いた。何だか声が若いな~。まぁ、私は当時もっと若いけどね。

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新座市『野火止用水』

2012-12-05 | お出かけ

平林寺裏手の雑木林沿いに「野火止用水」が流れている。埼玉県指定史跡にもなっているので、平林寺を退場した後に寄ってみた。

総門を出て南に行き、交差点を平林寺沿いに西に歩くと敷地の角にある伊豆殿橋に行きつく。地図では約600mほど。この橋の下を流れるのが野火止用水だった。橋のたもとには案内板あり。

この案内板及び調べたところによると、
武蔵野のなかでも野火止台地は特に高燥な土地で自然の水利に恵まれなかった。
(厚いローム層に覆われているため、井戸も湧水もなく農民は飲み水にも事欠いた。)

川越城主松平伊豆守信綱は、私領であるこの土地を開発するため、江戸の上水道である玉川上水を完成した功績により、上水から3割の分水許可を得て、1655年に野火止用水を開削した。
(功績とはいえ、私領の新田開発のために3割の分水が許されたというのはスゴイ。)

開削は東京都小平市小川町から志木市の新河岸川までの約25km。
(農民は喜び深く感謝し、後世「伊豆殿堀」とも唱えたという。)

1663年に岩槻の平林寺を野火止に移すと、ここにも用水掘を開削して引水した。
(これが平林寺掘で、流れは平林寺に入ると奥庭園と放生池に流れ込んでいた。)

水路は、地形的に高いところを選んで掘りつながれ、屋敷内に引水したり、畑地への灌漑および沿線の乾燥化防止に果たした役割はきわめて大きい。
(近年まで飲料水、消防用水、水車の動力源などにも使用されていたようだ。)

急激な都市化の影響により、水はしだいに汚濁し・・・
(昭和30年代に入って、家庭雑排水や工場排水が放流されドブ川と化していった。)

昭和49年度から東京都と新座市で復原・清流復活の事業に着手し、本流と平林寺掘の一部を復活しました。 ~昭和58年 埼玉県及び新座市教育委員会~
(めでたしめでたし。)

伊豆殿橋から下流にむかって歩いて行く。

浅いのに大きな鯉が泳いでいて、少し驚く。

雨がポツポツあたりだし、Uターンする。紅葉が色を添えていた。

平林寺に引水された支流「平林寺掘」で、敷地の上流はこのように整備されていた。


なお、東京都環境局は用水に隣接する樹林地とともに野火止用水を歴史環境保全地域に指定している。上流から整備しないと清流復活とはならないからな~。東京側の散歩も面白そうだ。機会があれば。

最初に野火止用水を見た時、見慣れた「見沼代用水」に比べると川幅もせまく水量も少ないように感じたが、野火止用水は生活用水の確保がそもそもの目的なので違うわけだ。
これだけの用水なのに「疏水百選」に選ばれていないのも、そういう理由なのだろう。
(ちなみに、日本三大農業用水と称されている「見沼代用水」は延長約85km。)

 

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埼玉県新座市『平林寺』

2012-12-02 | お出かけ

昨日の午前中、埼玉県新座市にある『平林寺』に初めて行ってきた。平林寺は、
・禅修行の専門道場をもつ関東の代表的な臨済宗妙心寺派の禅刹
・南北朝時代の1375年にさいたま市岩槻区に創建
・その後、大河内松平家の霊廟となる
・「知恵伊豆」と称された松平信綱の遺言により、その子輝綱によって1663年に岩槻から新座市野火止に伽藍が移築された
・武蔵野の面影を残す13万坪の境内林は1968(昭和43)年に国指定天然記念物になる
・境内には県指定史跡野火止用水が流れる
※詳しくは平林寺ホームページ参照

平林寺の存在を知ったのは、他の方のブログを拝見してのこと。こんな所にこのような広大な雑木林を有するお寺があったのかと驚いた。

今シーズン紅葉らしい景色を見ていないので、県内の紅葉スポットを調べてみると平林寺も載っていた。見頃は12月上旬までとあり、良い機会と思い出掛けることにした。

電車は不便なので車で行くことに。満車になる前にと開門の午前9時に間に合うよう出発。総門前の「ひるねの森駐車場」(500円)には午前9時15分頃に到着。なんとか駐車することができた。
総門入口では列ができていた。急ごしらえの受付テーブルには既に千円札がバサバサ置いてある。整理する余裕もないようだ。

受付で500円を払い、パンフレットと入場券・・・と言われて渡された紙には「一期一会」と書かれていた(裏面は一期一会と平林寺の簡略な説明が記されている)。こういうのもアリだな~と感心する。

道路沿いの「総門」から参道が伸び「山門」~「仏殿」~「中門」~「本堂」までの建造物は、一直線に配置された禅宗様式をとっており、時代の推移により変化する建造物の中で、移築当初からの変わらぬ姿を見せている。(案内板より)

総門・山門・仏殿・中門は茅葺きでありこれらの建物は県指定文化財となっている。
広大な境内林を巡る散策路は本堂の裏側に南北に拡がり、距離により3コースある。その中で一番長いコース約2.3km(約60分)を歩くことにした。といっても、地図上で確認すると、このコースが取り囲む面積は敷地の4分の1にも満たないようだ。

平林寺は至る所にモミジがある。散策路沿いはもちろんだが、建物の周りにも多く紅葉との取り合わせは見応えがある。なので、総門を抜けると参道紅葉越しの山門を写すために人だかりだ。

山門は入母屋造茅葺。2階建てで上部に屋根をもつ楼門。高さがあるので人の頭の上からでもよく見える。(総門は人だらけになるので撮れなかった。)


山門の屋根には、破風板の下に彫刻を施した板=懸魚(げぎょ)を確認。懸魚には様々な種類があるらしい。元々火災除けの意味で水に縁のある魚をモチーフにしたらしいのだが、私にはデザインを解釈できない。


仏殿は茅葺の大屋根。落ち着いた趣だ。間近にモミジが無いせいか人が少ない。皆紅葉目当てで拝観客は少ないのだな~と。


本堂は元々茅葺だったが1976年に銅板葺に改修されたという。中門からの塀で囲まれており、本殿前はマツやマキ・・・従って人が居ない状態あり。

私も半分は紅葉目当てなので紅葉の画もあるが、ここに載せると長くなるので「きれぎれの風彩」の方で取り上げることにする。ただ、この時はほぼ曇天で、お天気はイマイチ・・・。

仏殿の左側には「放生池」。錦鯉多数。


参道の左側、放生池の手前にある「半僧坊」。名前の意味も目的も分からないのだが、一直線に配置された建物群とは違った趣だった。


野火止用水の「平林寺堀」。見た感じでは水が流れることの方が少なそうだ。


大河内松平家廟所」は約3千坪もある。散策路に近い一部しか見ていないが、五輪塔と石灯籠が建ち並ぶこのような廟所は初めて見た。少し感動した。


散策路のちょうど半ば辺りに「野火止塚(九十九塚)」がある。野火止塚には諸説あるようだが、野火の見張り台であったとする説が有力で、この種の塚が古くから各所にあって名残りを留めているそうだ。


お寺の屋外作業場(?)の近くに茅葺の小屋があった。簡易な造りだったが軒の高さが目線より低く、茅葺が間近に見れた。


おまけに、山門の金剛力士像を囲っている(名前は分からない)モノ。年輪がキレイに出て、手触りも良かった。


ちなみに雑木林の中の散策路はこんな感じ。詳しくは「きれぎれ・・・」で。

他にクヌギ林やスギ・ヒノキ林、竹林などもある。新緑の頃にも訪れてみたい所だ。
散策路を一周して建物群に戻ってくると、さらに見学客が増えていた。名残り惜しいが人だらけなので退場することにした。

この後、平林寺の敷地沿いに流れる「野火止用水」を見に行く(次回取り上げよう)。すると、雨がポツポツあたってきた。駐車場に戻る時には強風による落葉と雨がバラバラ当たる。(昼の12時半頃だった。)
駐車場を出る頃からさらに雨は強くなり、アラレ(?)も混じる。見学の方は大変だろうと心配する。でも、しばらく車を走らせると晴れてきた。天気も師走で忙しいようだ。

 

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初めての抜歯3

2012-12-01 | 思う事、私の事

11月20日に、歯周病で酷く(グラグラに)なった左下奥歯2本を抜いて縫った。
 20日~22日のこと
 23日~24日のこと

その後のことを記録しておこう。
11月26日の午前10時、三井記念病院に行きに抜糸してもらった(抜糸と抜歯は変換間違いしそう)。前々日くらいに縫った糸が切れて(ほどけて?)糸の先がピンピンしていた。それくらいなので、抜糸はスルッと終わった。
その後、消毒して終了。一週間後にまた来てください!となった。

腫れ方はピークでテニスボール、この時はピンポン玉、今は触れても痛くなく大きめのビー玉くらいになった。

24日頃に縫ったところを鏡でうつしてみると・・・・・縫合失敗!?と思った。
病院では先生が抜いて、助手みたいなN先生(若い女性)が縫ったのだが、手前の歯の辺りはまだしも奥の歯のところは内側にはみ出ていて、これはN先生のミスでは?と思った。

しかし、抜糸してその後の経過をみると徐々に内側からの肉(何といえばよいのか?)が徐々に中心に向かってきて、幅のある傷跡は狭くなっていった。計算ずくなのだろうか?それとも私の治癒力なのかな?

今は雪渓のクレパスというかシャコ貝が少し開いた状態のようになっている。まだ底は深そうだ。あと何日、何週間したら塞がるのだろうか(塞がらないのか?)。


そうそう、22日の朝「うがいすると赤茶色の繊維が柔らかく固まったような物体やその細切れのようなものが、口の中から出てくるのだ。」「奥歯2本+その土台などがごっそりと無くなった上に、赤茶色のものが乗っかっていた。」のだが、抜糸した後に若い男の先生とアレコレ話した内容からすると、これは止血剤が外に出てきたもののようだ。
ひょっとして身体の中から?と思ったけど、やはりそんなことは無かった。(原因が分かって良かったさ。)


ところで、昨日残念なことを確認し驚いた。抜歯予備軍といわれている左上の奥歯。指で押すと少し動く・・・・・。お願いだから、まだもってくれ~!

≪追記≫
26日の抜糸の時に、病理組織診断報告書をいただいた。
所見は「No malignancy.」・・・悪性の腫瘍などは無かった。

 

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