シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

『五月雨』

2008-05-14 | 音楽と…

NSPの『五月雨』…高校生のころだな。好きだったなぁこの歌。
当初、何の飾り気もない、朴とつとした、田舎の日常を唄った曲が多かったNSPだったけど・・・これはデビューから4~5年目のころのアルバム(その時はLPって言ってた)に入っている。当時の私には大人の歌だった。それに、中村さんの歌声がね。これがまた・・・良かったな~。

「黄昏に背を向けて」というアルバムタイトル(ヒットした「北北東の風」もこのアルバムにある)。♪人は黄昏年老いて~遠い想いに背をむけて・・・、という五月雨の詩から、このタイトルは付いたのだろうか?当時24歳の天野さんは自身の黄昏について何を感じたのだろう?私と同じ年齢のころは?
人生の黄昏を感じ始めるのは、まだまだ先でありたい今の私だが、「黄昏に背を向けて」という言葉は…沁みる&深イイ・・・(上手く言えないけどね)。

 『五月雨』NSP
  詩、曲:天野滋

 二つも年をごまかして 僕に抱かれ
 行きずりの恋なんて 言った君さ
 どうしてそんなに意地をはるの その理由は
 聞かないでいた方が よかったよ
 素敵な恋をなくしたの そんな事をこの僕に

 幼い頃の思い出を 笑顔で話す君でいてね
 なくした恋は忘れてさ 人の幸せうらむより
 やさしいだけの 君がいい
 終わった恋は忘れてさ いいね

  こんな夜に雨だなんて 憂鬱だなあ
  せっかく君が たずねて来ても
  ずぶ濡れ裸足で ドアの前に立っている
  どうして自分を 苛めるの
  悲しいことは誰にだって 一つや二つあることさ

  人は黄昏年老いて 遠い想いに背をむけて 
  歩き疲れ 泣き尽くす 誰の心を憎むより
  悲しさ辛さ嘆くより
  僕の愛を受け止めて いいね

 なくした恋はこの五月雨に 洗い流してしまえばいい
 過ぎた後は 懐かしいだけ 今は僕のこの胸に
 抱かれ眠れぐっすりと
 何もかも忘れてさ いいね

旧暦の五月は梅雨の頃なので、梅雨期に降る雨を五月雨という。その意味で言うと5月半ばに「五月雨」…は、ちょっと早いかな?まぁいいか。
Yahoo!で「五月雨」を検索したら、3番目に「梅雨-ウィキペディア(Wikipedia)」が表示され、見てみると、「梅雨に関連するもの~楽曲」に、大瀧詠一さんの「五月雨」が記載されていたが、なぜNSPの「五月雨」が載らないのか!不満だ!

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