1月9日(祝)に新年最初の散歩で、いつもの北本自然観察公園に行ってきた。
入口の橋を歩いていると、鳥の小さな鳴き声が聞こえたので、どこだろうと手すり越しに見ていたら、近くでカメラを構えていた方が「あそこにいますよ」と教えてくれた。
●アオジ♀?(ホオジロ科;漂鳥)冬になると避寒で山地から移動してくる。よく見る。
かわせみ池を見渡せるところに着くと、先客から「奥の方にカワセミがいますよ」と声をかけられたが、パッと見で私には分からなかったので、さらに詳しく教えてもらった。池の名前のわりに滅多に見ないと言うと「そうですよね~」と笑っていた。
●カワセミ♂(カワセミ科;留鳥)ズームでみると嘴が黒く見えるのでたぶん♂。
先客は「もう少し手前にくるか、餌をとるかと待っているんですよ」と言う。私がこの先の園路をぐるっと回って戻ったら、まだ見ていた。
どうですか?「餌をとるところは見たんですけどね」
忍耐力があるんですね「いえいえ、そろそろ動こうかと」といい、並んで歩きはじめた。「今日は、あまり冬鳥は入ってないですね」とか鳥見話をされる。しばらくしたら「アッ!鳴き声がした。移動したかな」と言ってかわせみ池に戻っていった。私には鳴き声が聞こえなかった。
何故だろう?自分から「何がいるんですか?」と声をかけることは稀にあっても、反対は今までないことだ。なのに今回は鳥見屋(バーダー)さん2人から声をかけられた。「冬鳥が入る」って業界用語か?ネオコンデジを首から下げただけの私は鳥見屋に見えないと思うのだが。単に人の好い話好きなのかな。でも、感謝。
この後、同園西側の桜堤通りの先の石屋下沼を見ていたら、水際の樹のうえにカワセミを見つけた。(↓赤円)
ズームの倍率をあげて撮るが、やはりブレる。もう少し近くによれないかと沼に降りる坂道をさがしていたら、そのうちいなくなった。
●ジョウビタキ♀(ヒタキ科;冬鳥)先月に続いて、今シーズン2回目。
●セグロセキレイ(セキレイ科;留鳥)ヨシ刈りの後は、よく見かける。
●タシギ(シギ科;冬鳥/旅鳥)私が見かけるのは、年に1回程度。スーっと飛んできて来て、早足でヨシの中に消えた。奇跡的に焦点は合った。
●一応見かけたということで記録しておく。枝葉で焦点合わないコゲラ / 遠いので目いっぱいズームのヒヨドリ?