シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

苗場ドラゴンドラ~田代ロープウェー(2)

2021-11-05 | お出かけ

(前回のつづき)10月22日(金)、苗場ドラゴンドラで田代高原へ。レストランアルム~散歩を経て、田代ロープウェーに向かう。田代高原に着いてからは曇天になってしまったのが少し残念。移動中の左手は、ススキ越しのスキー場のゲレンデ、その奥の山は冠雪していた。


苗場ドラゴンドラ山頂駅は標高1,346m、ロープウェー山頂駅は標高1,413mとさらに高いところにある。歩いて上ることもできるけど、「らくらくリフト」というペアリフトがあるので利用することにした。
リフトは田代湖の近くにあり、一旦斜面を下る。初めての田代湖は穏やかだった。


リフトは2人乗り。片道約5分。載ってみると、とてもゆっくりに感じる。


ダケカンバや紅葉している樹を眺めながら進む。こういう空中散歩はとても良いと思った。

下に見える白いモノは・・・雪だった。後でリフトの係員に聞いたら前日雪が降ったという。それが、融けてない。(画はボケた)


ロープウェー山頂駅に着き、田代湖側を眺める。後背のスキー場は、左側が田代スキー場、右側はかぐらスキー場のゲレンデであろう。


田代湖は一目見たいと思っていたダム湖だ。というのも・・・
3年前の8月に電源開発(Jパワー)の奥清津発電所と二居ダムを見に行った。発電施設が学べる「Okkyミュージアム」も見学した。奥清津・奥清津第二発電所は、水力発電所としては日本最大級の出力を誇る揚水式発電所で、上池のカッサダム(田代湖)と下池の二居ダムの2つの調整池をもち、その間の有効落差470mを利用し最大出力160万kWの発電を行なっている。
この時は上池であるカッサダム(田代湖)を見ることはなかったので、いつか見たいと思っていた。今回ダムの堤体は見られなかったが、ダム湖(田代湖)は見られたので、これで奥清津発電所:揚水式発電の上池と下池の両ダム湖コンプリートだ。


田代ロープウェー
は、全長約2.2km、片道所要時間約10分。定員91名。日本一の瞬間地上高230m!

ロープウェー乗り場の先端から眺める。ロープウェーの山麓駅がかろうじて確認できる。後背の右側は谷川岳だと思われる。


乗車したのは十数人程度。一番前右側に陣取る。何故なら3年前に訪れた二居湖(調整池)が見やすいから・・・と思って。その二居湖と発電所が眼下に見えてくる。(注:ロープウェー内からなので、窓越しで撮っている)


発電所はダムに近い右側の方が奥清津発電所、左側が奥清津第二発電所(Okkyミュージアム)。日本一の瞬間地上高は川の真上辺りか。
画中央の道路のトンネルで田代ロープウェー山麓駅・国道17号線方面につながる。


二居ダムは高さ90mのロックフィルダム。ダム湖は谷にそって細長くなる。


奥清津発電所のWebサイトによると、奥清津・奥清津第二発電所の両発電所でつくられた電気は、東京方面へと送られており、両発電所は現在、埼玉県の川越にある東地域制御所から遠隔操作で運転しているという。

田代ロープウェー山麓駅に近づく。到着後は駐車場の右側からシャトルバスが出て、車を止めてある「苗場シュネー」の駐車場に無事戻った。

 

関越自動車道までの渋滞、苗場ドラゴンドラの乗車までの待ち時間、所々で行われていた道路工事による待ち時間などもあり、かなり時間を要した。予定では、この後に「松代・松之山」へ温泉も兼ねて立ち寄るつもりだったが、それでは実家に着くのが暗くなってしまう。さて、どうしようかと考えながら駐車場を出発した。(次回につづく)


※当日の植物については別日記で

田代高原:ナナカマド、ダケカンバ、不明→判明

 

コメント (10)
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