シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

オオミズアオ、ウチワヤンマ

2014-09-03 | 自然・環境とか

樹見散歩をしていると、他の生物にも目がとまることがある。野鳥だったり、虫の類だったり。ただ、それらは素早く動くので追いつけない。でも、時々じ~っとしていてくれるのもいたりする・・・。

●オオミズアオ  8月24日、北本自然観察公園(北本市)
園路の脇の枝の上に大きな蛾がいてビクッとした(私が)。田舎の外灯やキャンプ場のトイレでよく見かけたものと似ている。後日に調べてみたところ同定できた(と思う)。

この時はゆっくり翅を動かしていた。よく見ると枝が三又になっていてその間に挟まって動けないのだ。小枝を拾って脱出を手伝ってあげた。
元気であれば自分で脱出できるのであろうが、翅もボロボロで寿命が近いのかも。


オオミズアオは、翅が薄い青地に白鱗を散らし胴体は白い。左右の前翅の縁が黒紫色になっていてラインをひいたようだ。後翅は尾状に伸びている。あと眼のような模様がある(何のためだろう?)。


触角は羽毛というかシダの葉のような感じで、形としてキレイなものだ。
このような触角を幼いころに見た気がする。あれは、仮面ライダーの怪人だったかな。

このオオミズアオは11~12センチある。これが普通なのかな?

所謂“ガ”は苦手だ。と思っていたが、苦手なのはバタバタ飛んでいる状態とお腹の辺りで、目線よりも下でじ~っとしていればそうでもない・・・ということを再認識した。かといって触ろうとは思わないけど。


●ウチワヤンマ  8月30日、丸山公園(上尾市)
池の中にある小島に渡る橋のたもとで見つけた。以前、北本で見たときにウチワヤンマと教えてもらったのに似ている。たぶん同じだろう(と思う)。

見つけた橋の上から(少し遠目から)ズームで撮る。


折角なので徐々に近づいてみる。そ~っと、そ~っと、でかなり近づく(この間、数枚撮っているが省く)。もう1メートルもない。でも逃げない。


ウチワの部分。何故、こうなっているのだろう?黄色もつながっているようだ。


腕を伸ばして真上から、撮れた!横から見ても、上から見ても尾は細い。


翅は所々欠けている。頑張ったのだろうな&これも御歳なのかな。この後、さらに近寄ってみると、さすがに飛んでいった。

トンボにも○○科の分類があるが、本種はトンボ科ではなく、「ヤンマ」がつくけどヤンマ科でもなくサナエトンボ科のようだ。

 

コメント (4)
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