樹見散歩をしていると、他の生物にも目がとまることがある。野鳥だったり、虫の類だったり。ただ、それらは素早く動くので追いつけない。でも、時々じ~っとしていてくれるのもいたりする・・・。
●オオミズアオ 8月24日、北本自然観察公園(北本市)
園路の脇の枝の上に大きな蛾がいてビクッとした(私が)。田舎の外灯やキャンプ場のトイレでよく見かけたものと似ている。後日に調べてみたところ同定できた(と思う)。
この時はゆっくり翅を動かしていた。よく見ると枝が三又になっていてその間に挟まって動けないのだ。小枝を拾って脱出を手伝ってあげた。
元気であれば自分で脱出できるのであろうが、翅もボロボロで寿命が近いのかも。
オオミズアオは、翅が薄い青地に白鱗を散らし胴体は白い。左右の前翅の縁が黒紫色になっていてラインをひいたようだ。後翅は尾状に伸びている。あと眼のような模様がある(何のためだろう?)。
触角は羽毛というかシダの葉のような感じで、形としてキレイなものだ。
このような触角を幼いころに見た気がする。あれは、仮面ライダーの怪人だったかな。
このオオミズアオは11~12センチある。これが普通なのかな?
所謂“ガ”は苦手だ。と思っていたが、苦手なのはバタバタ飛んでいる状態とお腹の辺りで、目線よりも下でじ~っとしていればそうでもない・・・ということを再認識した。かといって触ろうとは思わないけど。
●ウチワヤンマ 8月30日、丸山公園(上尾市)
池の中にある小島に渡る橋のたもとで見つけた。以前、北本で見たときにウチワヤンマと教えてもらったのに似ている。たぶん同じだろう(と思う)。
見つけた橋の上から(少し遠目から)ズームで撮る。
折角なので徐々に近づいてみる。そ~っと、そ~っと、でかなり近づく(この間、数枚撮っているが省く)。もう1メートルもない。でも逃げない。
ウチワの部分。何故、こうなっているのだろう?黄色もつながっているようだ。
腕を伸ばして真上から、撮れた!横から見ても、上から見ても尾は細い。
翅は所々欠けている。頑張ったのだろうな&これも御歳なのかな。この後、さらに近寄ってみると、さすがに飛んでいった。
トンボにも○○科の分類があるが、本種はトンボ科ではなく、「ヤンマ」がつくけどヤンマ科でもなくサナエトンボ科のようだ。
懐かしい~
ウチワヤンマ、バッチリ撮れましたね。
似た種類にタイワンウチワヤンマというのがいますが、この模様はウチワヤンマ。
因みにタイワンウチワヤンマは元々南方系のトンボですが近年関東方面に北上中です。
やっと秋の気配で、復活してきました。
随分大きな蛾ですね。綺麗だけど触るのは躊躇。
ウチワヤンマは、多分初めて見たと思います。
上から見るとホントにウチワのように見えますね。
不思議なとんぼですね。
また、よろしくお願いします。
そういえば、昭和のライダーはバッタモチーフなので触角がありましたね~。平成は無いです~。
チョウもトンボも南方系が北上中なのね~。
蛾は触らなくてもイイですよね。
ウチワヤンマは今年初めて見ました。本当に何のためのウチワなのか!?