シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

「熱狂」~俺達が生きる場所へ

2009-04-29 | 音楽と…

2006年、プロレスラー小橋建太は腎臓がんに襲われながらも、奇跡の復活を遂げ2007年12月、546日ぶりにリングに復帰した・・・(誰もが知っている、勇気をもらう話だネ)。

その闘病中、ファンから贈ってもらったCDを聞き励まされたという。昨夜の「誰も知らない泣ける歌」の一曲だ。
『熱狂(ステージ)』、甲斐バンドのアルバム「MY GENERATION(1979年)」に入っている隠れた名曲。古い歌だけど、良い歌は時を超えますな~。

♪人は誰もが星をさがして歩き続けてる
 窓を開けると目の中に こぼれるほどの星空
 落ちて行く奴もいる きらめき続ける者もいる
 どこへ行けばいいかわからない
 雨が降る その前に歩きだす
 :
 次の町へ 次の町へ
 バスに乗って 夜汽車にゆられ
 俺達が生きる場所へ 俺達が歌う場所へ
 めざして進んでいく

ミュージシャンを目指す者を励まし勇気づける歌だ。芸人はビートたけしの『浅草キッド』なんだろうけどね。歌の2番(途中から)では・・・

♪冷たい雨の降る中を長い列をつくってくれた
 だから 俺達を呼ぶステージへ
 俺達を呼ぶ声に 手をひろげて

「鉄人!小橋」とはいえ、癌に侵され不安と絶望に打ちのめされそうな時があった。しかし、レスラーである自分の人生をダブらせるようなこの歌を聴き、自分の生きる場所はリングであること、支えてくれるファンのためにも必ず復帰することを、心に強く思い癌と戦った。そして、奇跡の・・・。

その昔、甲斐バンドの歌はよく聞いた。甲斐さんのことも小橋のことも知らないわけではない・・・スタジオライヴは、じっくり聞いたさ~。歌い終えたあとの甲斐さんと小橋との会話にも、グッグッグッ~ときましたね~。

それに、「私の生きる場所」があるということ。それを見出し目指したこと。羨ましくもエライことだと思います。(私の場合は・・・・・)

ちなみに、この歌の前は、HAYABUSAの『あなたへ』だった。このグループのことは全く知りませんでした。初めて聞きましたが、感動するイイ歌でした。

コメント
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