草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

日本の若者の約2割の「韓国好き」を大きく報道する朝日!

2019年09月17日 | マスコミ評

温和な日本人はストレートに物事を語らないのである。それをいいことに、文在寅政権を擁護するのに必死な朝日新聞は終わっている。去る14、15日に実施した全国世論調査の結果を、あたかも鬼の首を取ったかのように報道している▼韓国に対する設問で、若い世代で「好き」が「嫌い」を上回ったために、大騒ぎしているのである。しかし、「好き」と回答したのは約2割で、「どちらでもない」が60パーセント以上である。真面目に考えてみたことがないというのが本音だろう。設問自体もあまりにもあやふやである。韓国人と今の文在寅政権を区別していないからだ。韓国を赤化しようとしている大統領と、一般の韓国民を一緒にすべきではない。韓国には保守派の人たちもおり、彼らは自由と民主主義を守るために、香港の民衆と同じように、命すら捧げようとしているのだ▼かつての朝日新聞は、政界にも大きな影響力があった。とくに自民党の宏池会とのパイプは太かった。60年安保騒動で辞任した岸信介の後釜に池田勇人が座ることに、論説主幹の笠信太郎が難色を示したことは、あまりにも有名なエピソードである。左翼の機関紙になり下がった朝日新聞を相手にしてくれるのは、反日国家と反日野党くらいである。細川隆元や扇谷正造のような朝日人が現れることはないだろう。もはや廃刊するしかないのである。

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自然発生的な香港の民衆革命を色眼鏡で見てはならない!

2019年09月17日 | 国際問題

今香港で起きている革命は指導者のいない革命である。だからこそ、習近平の中共指導部であっても、簡単に叩き潰すことはできないのである。2014年の雨傘革命の指導者であったアグネス・チョウの指示で動いているのではない。SNSを通じての自然発生的なデモが中心なのである▼アグネス・チョウが山本太郎と交流があるからという理由で、日本の保守派の一部には、香港の民衆を色眼鏡で見る人たちがいる。しかし、彼女の影響力は限られており、民衆は先に先にへと突き進んでいるのである。1989年に自由を取り戻した東ヨーロッパもそうであった。当初はポーランドの連帯のように、新しい社会主義を目指す運動であったが、民衆がそれを乗り越え共産主義独裁体制を倒したのである▼吉本隆明は『擬制の終焉』において「安保闘争のなかでもっとも貴重だったのはいかなる既成の指導部をものりこえてしまい、いかなる指導部をも波濤のなかに埋めてしまうような学生と大衆との自然成長的な大衆行動の渦であった」と書いている。私たち日本人は「香港に栄光あれ」の歌で自らを励ましている人たちの後ろ盾にならなくてはならない。香港の民衆がアメリカ領事館の前で星条旗を掲げてデモをしたのは、それだけ追い詰められているからである。どこに助けを求めるべきかを分かっているのだ。香港が共産主義者の手に落ちれば次は台湾であり、我が国も対岸の火事ではいられないのである。

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