草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

日本のサヨクは9条教の信徒であり科学とは無縁だ!

2017年10月14日 | 思想家

日本の今のサヨクをリベラルと呼ぶのは間違っている。現憲法への異常な執着は、まさしく信徒そのものである。新潟市での安倍総理の演説に対して「憲法9条のおかげで日本が平和だった」とのヤジが飛んだ。お花畑の典型である。竹島が韓国に武力で奪われ、北朝鮮の日本人拉致を阻止できなかったのは、憲法上の制約があったからである▼憲法擁護の主張は、これまでの歴史的な事実によって反証されているのであり、それを認めないのはカルト集団であるからだ。批判的理性主義者であったカール・ポッパーは「知識に対する三つの見方」(市井三郎訳)の論文において、イデオロギーを絶対視する者たちを、手厳しく批判している▼「理論はそれを応用すること、つまり試すことでテストされるだけではなく、それをきわめて特殊なケースに適用することによって、すなわちその理論がなければ、他の諸理論にかんがみてわれわれが予期したであろうような結果と、異なった結果を当の指示しているケースに適用することで、テストされるのである。いいかえればわれわれは理論が真でなければ当の理論が挫折することになるような、決定的なケースをわれわれのテストに選ぼうとする」▼反証可能性があるから科学なのであって、イデオロギーに振り回されるのは信仰なのである。つい最近まで日本共産党は「科学的主義」を旗印にしていたが、ソビエトでの歴史的な実験が失敗したことなど、どうでもいいようだ。ポッパーが述べているように「信仰から科学」なのである。


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