ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

昭和8年-農会の蔬菜種子斡旋

2011年02月10日 05時05分13秒 | Weblog
 昭和8年(1933)の社町社区長の「雑書綴」の中に、社町農会から各区長宛てに出された「蔬菜種子斡旋」の通知が綴じられています。この社町は昭和の合併以前の社町ですから、今の加東市社小学校区にあたる区域です。
 「蔬菜」(そさい)とは、野菜などのことですが、通知にはさまざまな種類の野菜類が書かれています。以下の通りです。

 昭和八年八月十八日
             社町農会

区長 殿

  蔬菜種子斡旋の件

左記蔬菜種子斡旋候条来ル二十二日迄ニ御取纏メノ上御申込相成度願上候也

    記

紫雲英 種子 一石当  ※れんげのこと
    一等 七〇円
    二等 六〇円

種類  一合当値段

黄大玉葱     六〇銭
聖護院大根    一二銭
白首宮重尻丸根  二〇銭
天満大根     一一銭
野崎結城白菜   八〇銭
サダヤ甘藍  二円〇〇
天王寺蕪     一二銭
休菜        八銭
金時人参      六銭
水菜       二〇銭
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