ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

緑のカーテン セミの抜け殻

2015年07月30日 05時32分22秒 | Weblog
 

 毎日猛暑が続いています。我が家のゴーヤの緑のカーテンも程良く生長し、ゴーヤもなっています。クマゼミも羽化ラッシュで、今年も朝早くからシャブシャブと耳が痛くなるほどにぎやかに鳴いています。
 玄関側の庭では生垣の辺りの土中からはい出てきた幼虫が木に登り羽化していきます。枝はいくらでもあるのになぜか同じ枝のしかも先に羽化した抜け殻にかきついてまた羽化していきます。家の壁、塀、コンクリートブロック、何でもかきついて羽化していく逞しさには驚きます。
 真夏は天気も生き物も皆生命力が満ち溢れている季節です。近所の方が畑でとれた野菜を分けて下さいます。庭でとれたゴーヤと一緒に油でいためていただき元気がでます。
 子供の頃、網をもってセミを捕りに走り回り、学校のプラタナスや柳の木などその光景を思い出します。クマゼミは貴重でした。しかし、今ではクマゼミばかり。子供が小さい頃は一緒に羽化を観察し、その神秘な光景に感動していました。しかし、今の子供はあまり興味がなさそうです。
 セミの声を聞きながら、毎年の夏の思い出の風景や懐かしい人々の顔が脳裏に浮かんできます。水浴び、スイカ、ビー玉、ぺったん、地蜘蛛の相撲、くぎさし、次々と子供の頃の真夏の場面が巡ってきます。
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