ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

社の八坂神社の祇園祭り 昭和初期の写真も 

2024年07月10日 05時44分27秒 | Weblog
 

 まだ梅雨が明けない7月8日(月)、加東市社の商店街を車で走っていると、社一区の通り沿いにある八坂神社に祭りの幟が揚げられ、拝殿に祭りの飾りがしてありました。
 私たちは祇園さんと親しんできた神社で、以前は本殿前の境内で子供相撲が行われていました。今はどうなんだろうと思いながら、車を降りて写真を撮りました。
 八坂神社には、秋葉神社、天照皇大神宮、八坂神社、金比羅宮の神様が祀られています。地元の古老から、祇園さんは疫病の神様で、疫病が流行らないようにという願いでこの祇園さんの祭りが行われてきたということを聞いた憶えがあります。新型コロナを体験し、疫病への恐れも知った私たちですが、あらためて祇園さんの祭りの意義を考えることになりました・
 狭い境内の奥には、昔の玉垣が並べてあり、遠く多可郡中村(現多可町中区中村)や加西郡の地名もありました。また、往時、この辺りには大きな松が多く生えていたことから、老松町という地名がついています。古い写真(昭和10年代)には、佐保神社の秋祭りに出た上組の太鼓屋台が八坂神社の前で記念撮影をしており、神社の屋根と通りの大きな松の木が写っています。約90年前の風景です。 
 
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