19日(金)の夜、日が沈み、まだ明るさが残っている午後7時20分過ぎ、表に出てみると、幾分涼しさを感じるものの、まだ蒸し暑さが残っていました。
西の空低く、茜色に染まった雲もしだいに色を失いかけていました。その夕空を背景に、関西電力送配電の社営業所の鉄塔が存在感をもって立っていました。私は「社のエッフェル塔」と呼んでいます。加古川の河岸段丘の中位段丘面にあたる社市街地に立っているので、低位面から見ると、一段高い所になるので相当遠くからでも見え、社のランドマークになっています。
もうすぐ2024パリ五輪の開幕です。日に日に報道が多くなり、エッフェル塔が紹介されます。社にもエッフェル塔があるんですね。
東を振り返ってみると、低く月が出ていました。2日後の21日(日)が満月ですから、ほんの少し前です。写真では、すぐ手前は宅地になり、新しい住宅も建っていますが、私が小さい頃はこの場所に風呂屋さんがあり、レンガ積みの高い煙突もありました。風呂場の高い窓から響いてくる声や桶の音が聞こえてきそうな夕景でした。
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