ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

八城学校新築落成式に参列した県令森岡昌純

2018年02月15日 06時12分01秒 | Weblog
 今年は明治維新150年、兵庫県政150年にあたります。初代県知事は伊藤博文。4代は陸奥宗光といった、後に明治時代を代表する政治家が知事を務めています。8代目は薩摩藩出身の森岡昌純で、明治9年9月9日に権令、同11年5月29日県令となり18年4月7日までの長い期間知事を務めています。
 『加東郡誌』によれば、明治13年5月、八城学校(社小学校の前身)の校舎新築落成式に参列したとの記述があります。また、社小学校には、この時、森岡昌純が述べた祝辞が残されていたと記憶しています。県政150年を記念する貴重な資料の一つでしょう。当時の校舎は現在の社市街地の明治館(元加東郡公会堂)のある場所でありました。
 県公館には歴代知事の肖像が掲げられています。写真はその中の森岡昌純県令です。
 
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