ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

秋色の三草山遠望-源平合戦のあと

2012年11月26日 05時40分58秒 | Weblog
 加東市木梨の市役所から千鳥川へ下る坂道の途中から望む三草山の姿は一年を通じて素晴らしい。手前に広がる刈り取りあとの田圃、その向こうに緩やかな丘陵が横に広がりその向こうに独立山塊の三草山が屏風のようにどっかと居座る。さらにその奥には清水寺のある御嶽山も遠望できる。そこは丹波との国境だ。義経はこの道を駆け抜けていった。三草山に陣取る平資盛率いる平家を討ち、逃げる平氏を追って、この地を駆けていった。この坂道のもう少し上のところ源氏は百本の白旗を立て、散り散りになった兵を集めて陣を張ったと伝えられている。今も百旗という地名が残っている。
 そんなことに思いを馳せながらしばらく見とれていました。三草山の頂上から谷筋には紅葉の帯がきわだち秋色の三草山になりました。
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