ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

神姫バス営業所あと

2006年06月27日 04時09分30秒 | Weblog
神姫バスの営業所のあと
 旧国道175号線と社環状線が交差する赤岸交差点から少し南に向って歩くと、社市街地の北の入口に入ります。
 その坂のちょうど真ん中あたり、左手(東側)に神姫バスの営業所跡があります。と言っても今は住宅が建ち、昔の面影はほとんどありません。

 日本に馬車や人力車に代わって自動車が登場したのは大正時代のことでした。社では、大正9年(1920)に社自動車運輸株式会社が営業を始めました。社から、加古川、天神、大門、相野などへの路線をもち、神戸に出かける商売人も多く営業は好調だったようです。
 しかし、火事で車庫や車が焼け、資金繰りが悪くなり、昭和3年に、神姫自動車株式会社(のちの神姫バス)に吸収合併されました。
 写真には、懐かしい昔の営業所風景やバスが写っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする