巡視船の供与、署名式が異例の延期 インドネシア (朝日新聞) - goo ニュース
昨日14日インドネシアで行われる予定の巡視船の供与に関する調印式が突然延期になったと夕刻ニュースが報じていた その時点では理由は書かれていなかった

爺はひょっとすると「一週間ほど前スマトラ沖地震復興のためJICAの主導で道路復旧工事の業者指名の経緯が不透明とのインドネシア政府の指摘で入札をやり直していた その為工事が遅れ現地の方は不満を募らせている」との報道と何か関係するのかと勘ぐった

しかしその後の朝日新聞の報道によれば事情は違うらしい
関係者によると両国は、巡視船の用途を(1)海賊(2)海上テロ(3)兵器拡散防止、に限定することでほぼ合意していた。インドネシア側に米国主導の大量破壊兵器拡散防止構想(PSI)などへの警戒感が強く、巡視船受け入れをめぐる関係省庁間の調整がつかなかったとみられている

やれやれそうなのか でも本当にそうなのか?
以下は爺の妄想である 違いがあれば指摘に従い如何様にでも訂正します
スマトラ沖地震の復興の為各国から集まった義捐金の多くが上前を撥ねられ現地の被災者に届かなかったとの嫌な噂を耳にした ODA援助(2004年度)によるJICAの道路工事も上納金が多い方に変えられたか正しい入札が行われた為、甘い汁を吸えなくなった側が日本にクレームを付けたのでないか?

巡視船供与も2003年当時のメガワティ大統領と小泉総理の首脳会議できまったもので今月8日になり「武器輸出3原則」の適用外として閣議決定したものである
思い出すのは1999年10月パナマ船籍ではあるが日本人船長他15,6人の船員が海賊船に襲われ囚われの後わずかの食料と水で10日も漂流した事件があった
船は大きいし積荷は金属の様であったしとても漁民の出来心とは思えない仕業であった はや忘れかけていたが昨年2005年3月日本の「韋駄天」という500トン位の船が襲われた 韋駄天なのに何で捕まるかとつまらぬ洒落を言う人もいたがタグボートで速度が遅い上、乾舷が低いので容易に乗り込みやすいのであると これは身代金交渉で船長他の身柄が解放された(ようである)
今 年間7.5万隻の船がマラッカ海峡を通りその内1.4万隻が日本船だそうである そうすると30分に1隻くらいはいつも通っている勘定になる 例えば原油を運ぶVLCC(20万トン以上の大型タンカー)は日に3隻あるとの事
当地の海賊・テロ活動防止に日本側の異論は少なかろう
話は巡視船援助に戻る 巡視船3隻分のODA援助は19億円とあったから6億円/1隻であろう
海上保安庁の最新鋭高速高機能巡視船「あそ」770トンの建造費が56億円であるから船殻(武装なし)だけの価格としてはまあまあ妥当なところか

ではなんでインドネシアが僅かな文言に拘って調印を延期したのか 本当に米日主導のマラッカ海峡管理を嫌悪する為であろうか? 西隣の大国の影響は?

かの国にとって軍艦にも相当する様な日本製の優秀な兵器の配属先が決まらない それによって美味い汁の吸い具合が違ってくる この辺りが引き続く天災(地震プラス火山爆発)で権力構造にひびが入っているのであろうか

海賊の横行は地域の生活も不安なものにする ハードの面だけでなくソフト(要員の教育訓練、船舶の維持・管理、運用・作戦)も支援する時期が来るであろう
海賊はインドネシアを追われればシンガポール・マレーシア・タイ方向に逃げるのはお決まりであるから各国にも応分の目配りが必要になってくるであろう

海上保安庁シンガポール管区の長を3年務めないと実務の最高責任者になれないなんて時代が来ればテレビ「海猿」に頼らなくても海上保安庁に若い応募者が増えるであろう
しかしあれやこれや乗り越えねばならぬ課題は多い様である 日本頑張れー
写真は最新鋭巡視船 あそ
追記:
その後の報道によると両国は、合意文書自体は変更せず、代わりにインドネシアの主張に配慮した付属文書を作成し、署名することで妥協が成立し15日調印された
インドネシア外務省当局者によると付属文書は、巡視船艇が、インドネシアとマレーシア、シンガポールが2005年8月に交わしたマラッカ海峡の治安維持を巡る枠組みや、国連海洋法条約に従い、インドネシアの主権下で「包括的に運用される」ことを確認した

実際はどの様な変化を認めたのであろうか?
「テロ・海賊対策」に限らず供与の巡視船を「使いたい様に使う」という事であろう
インドネシア最新おそらく最強の船舶に対する艤装・燃料・補給などに絡む利権は莫大な額になろうし反政府勢力の押さえ込みには強い助っ人になったりして
なるべく趣旨が生きるよう指導をお願いしますよ 外務省さん

昨日14日インドネシアで行われる予定の巡視船の供与に関する調印式が突然延期になったと夕刻ニュースが報じていた その時点では理由は書かれていなかった

爺はひょっとすると「一週間ほど前スマトラ沖地震復興のためJICAの主導で道路復旧工事の業者指名の経緯が不透明とのインドネシア政府の指摘で入札をやり直していた その為工事が遅れ現地の方は不満を募らせている」との報道と何か関係するのかと勘ぐった

しかしその後の朝日新聞の報道によれば事情は違うらしい
関係者によると両国は、巡視船の用途を(1)海賊(2)海上テロ(3)兵器拡散防止、に限定することでほぼ合意していた。インドネシア側に米国主導の大量破壊兵器拡散防止構想(PSI)などへの警戒感が強く、巡視船受け入れをめぐる関係省庁間の調整がつかなかったとみられている

やれやれそうなのか でも本当にそうなのか?
以下は爺の妄想である 違いがあれば指摘に従い如何様にでも訂正します
スマトラ沖地震の復興の為各国から集まった義捐金の多くが上前を撥ねられ現地の被災者に届かなかったとの嫌な噂を耳にした ODA援助(2004年度)によるJICAの道路工事も上納金が多い方に変えられたか正しい入札が行われた為、甘い汁を吸えなくなった側が日本にクレームを付けたのでないか?

巡視船供与も2003年当時のメガワティ大統領と小泉総理の首脳会議できまったもので今月8日になり「武器輸出3原則」の適用外として閣議決定したものである
思い出すのは1999年10月パナマ船籍ではあるが日本人船長他15,6人の船員が海賊船に襲われ囚われの後わずかの食料と水で10日も漂流した事件があった
船は大きいし積荷は金属の様であったしとても漁民の出来心とは思えない仕業であった はや忘れかけていたが昨年2005年3月日本の「韋駄天」という500トン位の船が襲われた 韋駄天なのに何で捕まるかとつまらぬ洒落を言う人もいたがタグボートで速度が遅い上、乾舷が低いので容易に乗り込みやすいのであると これは身代金交渉で船長他の身柄が解放された(ようである)
今 年間7.5万隻の船がマラッカ海峡を通りその内1.4万隻が日本船だそうである そうすると30分に1隻くらいはいつも通っている勘定になる 例えば原油を運ぶVLCC(20万トン以上の大型タンカー)は日に3隻あるとの事
当地の海賊・テロ活動防止に日本側の異論は少なかろう
話は巡視船援助に戻る 巡視船3隻分のODA援助は19億円とあったから6億円/1隻であろう
海上保安庁の最新鋭高速高機能巡視船「あそ」770トンの建造費が56億円であるから船殻(武装なし)だけの価格としてはまあまあ妥当なところか

ではなんでインドネシアが僅かな文言に拘って調印を延期したのか 本当に米日主導のマラッカ海峡管理を嫌悪する為であろうか? 西隣の大国の影響は?

かの国にとって軍艦にも相当する様な日本製の優秀な兵器の配属先が決まらない それによって美味い汁の吸い具合が違ってくる この辺りが引き続く天災(地震プラス火山爆発)で権力構造にひびが入っているのであろうか

海賊の横行は地域の生活も不安なものにする ハードの面だけでなくソフト(要員の教育訓練、船舶の維持・管理、運用・作戦)も支援する時期が来るであろう
海賊はインドネシアを追われればシンガポール・マレーシア・タイ方向に逃げるのはお決まりであるから各国にも応分の目配りが必要になってくるであろう

海上保安庁シンガポール管区の長を3年務めないと実務の最高責任者になれないなんて時代が来ればテレビ「海猿」に頼らなくても海上保安庁に若い応募者が増えるであろう
しかしあれやこれや乗り越えねばならぬ課題は多い様である 日本頑張れー
写真は最新鋭巡視船 あそ
追記:
その後の報道によると両国は、合意文書自体は変更せず、代わりにインドネシアの主張に配慮した付属文書を作成し、署名することで妥協が成立し15日調印された
インドネシア外務省当局者によると付属文書は、巡視船艇が、インドネシアとマレーシア、シンガポールが2005年8月に交わしたマラッカ海峡の治安維持を巡る枠組みや、国連海洋法条約に従い、インドネシアの主権下で「包括的に運用される」ことを確認した

実際はどの様な変化を認めたのであろうか?
「テロ・海賊対策」に限らず供与の巡視船を「使いたい様に使う」という事であろう
インドネシア最新おそらく最強の船舶に対する艤装・燃料・補給などに絡む利権は莫大な額になろうし反政府勢力の押さえ込みには強い助っ人になったりして
なるべく趣旨が生きるよう指導をお願いしますよ 外務省さん
