最近、新聞でもTVでも「認知症」という言葉を良く目にします。
認知症の方は全国で現在462万人で、予備群が400万人以上いると推定されているようです。そこで、認知症の正しい理解を広め、より自分らしさを保てるように何をすべきかを考えた時に、運動+脳のトレーニングとして、国立長寿医療研究センターが開発した「認知症予防運動プログラム」を本日はご紹介したいと思います。
基本はウォーキングなどの有酸素運動に加え、脳に負荷をかける計算(100から3を引いていく)や”しりとり”などを同時に行うことで記憶力が向上し、認知症予防が期待できると言うのです。運動の目安は1日30分で週3回以上行う。
次は、運動+ルールで、5の倍数のとき、外側にステップしたり、膝が曲がるくらい踏み込み3の倍数のときに膝にさわたり、踏み台を使ってしりとりなども行うと、認知症予防に繋がります。
この「認知症予防運動プログラム」の動画を参考にして、運動+脳トレにチャレンジしてみては如何でしょうか。
センターでトレーニングに励んでおられる利用者の皆さん、ジム室でのランニングマシンや周回路でのランニングによる有酸素運動だけでは認知症の予防にはなりませんよ。私の本音を言うと、上記のプログラムに加えて、ゲームスポーツをして頂くのが一番いいですけどね。