One-Leg Playerの奮闘記

障害を持っていても松葉つえ1本でいろんなスポーツにチャレンジしています。

重松清作品の「とんび」と家族愛について。

2024-05-16 21:36:27 | エピソード

2013年に放映されたTVドラマ「とんび」の原作者・重松清さんの家族愛をふと思い出した。

内野聖陽が演ずるヤスさん、息子の旭(あきら)役の佐藤健といい、周りの人たちのアットホームな田舎の雰囲気がタマラナイすねぇ。
また、このドラマに使われている「とんび」の主題歌が福山雅治の”誕生日には真っ白な百合を”だったのです。

良いものは、何度見てもいいよね。
ラストの”ヤスさん”が言うセリフが・・・、

一個だけよ、親がどうしても子供にしてやらなきゃいけねぇことがあんだよ
それはな・・・、子供に寂しい思いをさせねぇってことだ。
寂しさってのはよ、雪みてえにチロチロチロチロ降り積もって、いつの間にか
心をガチガチにするんだってよ。
だから、親は海にならねえといけねぇ。
海になって笑ってなきゃいけねぇんだ
海には雪は積もんねぇから。

親のさり気ない言葉の中に、重松清作品の家族愛がギュッと凝縮されているように思えた。

【追伸】子供たちも独立して家を離れて、どんなに遠く離れていても「おかえり」と言える関係の誰かが居ること、「ただいま」と言える場所があることは、幸せじゃないかなぁと私は思う。
家族は何も言わなくても、子供の悩んでいることを理解しているし、子供のために全力で応援するし、黙って温かく見守っているもんですよ。

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