緊急事態宣言で、本来の練習場所を奪われても、彼女は僅かな可能性がある限り諦めずに鍛錬を続けた。
レスリングの須崎優衣選手(21歳)の小学校1年生から現在に至るまでの諦めずに一途に取り組む辛い過去の体験を見ていたら、なぜか重なる部分が多くて最後まで魅入ってしまいました。
彼女は、その微かな1%の可能性を信じて、何度も運命のライバルと戦い負け続け、オリンピック選考のアジア選手権が新型コロナで中止になるなど厳しい試練が続き、再度宿命の相手と対戦し勝利して、やっと東京オリンピック出場の切符を手にした。
その苦労が実を結び東京オリンピック2020では、彼女の攻撃的なレスリングは圧倒的な強さを発揮して、夢にまで見た金メダルを見事に獲得したのです。その陰には、中学2年生の頃から須崎選手を励まし慰め、時には厳しく指導された吉村祥子コーチがおられたのです。
練習相手には、早稲田大学の男子レスリング選手がサポートするなど、また、宿命のライバル入江ゆき選手が居たことや、彼女の諦めない姿勢に運も味方して勝ち取った金メダルでもあった。
★ スポーツ×ヒューマン「1%の可能性”を信じて」☆女子レスリング 須崎優衣
★ 須﨑優衣 金メダルまでの全ポイントお見せします | レスリング女子50キロ級 | 東京オリンピック2020