世界が注目するアニメーション監督、言葉に頼らない表現を得意とする山田尚子さんが情熱大陸に出演され、その中で彼女が一番大事にしているのが「神にならないこと。」と言う言葉が何故だか妙に印象に残った。作り手の意図が見えないようにしたい。いろいろと自分なりに彼女の思考回路を想像してみた。これって音楽と淡い思春期の繊細な起伏をアニメ映像で独自の空気感を漂わせている。得てして言葉で理由づけする作品が多い中、彼女の作品は自然や時間のように、既成概念に捉われないありのままを大切にしているように思えた。あの新海誠監督も嫉妬するぐらいの彼女の才能に驚く。
アニメ映画「きみの色」を見ていたら、グラミー賞が新世代10組を発表した羊文学や緑黄色社会のバンドを思い出しちゃいます。私なりの「神にならないこと」は、悟りきるとか?傲りだとか?チヤホヤされて天狗になるとか?スグに答えを出そうとするとか?どうしてもスポーツに関連付けてしまう癖があるようです。
◎ 情熱大陸、山田尚子(アニメーション監督#1321) 期間限定配信、2024/10/13,22:59まで
日常、葛藤、友情、自立・・・めまぐるしくも儚い思春期。光と音楽と青春と言葉にならないモノを描きたい!好きなもの好きと言える強さを持つ山田監督に全世界が注目。
「きみの色」は何色?
【大ヒット上映中】『きみの色』公開記念特番<未公開トーク編>