One-Leg Playerの奮闘記

障害を持っていても松葉つえ1本でいろんなスポーツにチャレンジしています。

室伏脳理論=イチローの初動負荷!?

2016-09-26 15:01:35 | アドバイス

車いすテニスの国枝慎吾選手(32歳)が東京パラリンピックで活躍するには、やはりハンマー投げの室伏広治さんの脳理論やイチロー(42歳)選手がルーティンとする初動負荷トレーニングを取り入れる必要があるのではと・・・?

今回のリオでの敗戦は、右腕のケガだけでなく明らかに、年齢からくる疲労度の回復や国枝選手が得意とするチェアワークや3万球の打ち込みなどの若い頃とは違った体調の変化や違和感を機敏に察知できるように、脳にとって筋肉が柔らかい方が指令を送りやすく、筋肉が固くなったり緊張すると脳の指令が遮断されたり、ブロックされたりします。

そこで長年、イチロー選手のトレーニング指導にあたっておられる初動負荷理論を提唱する小山裕史さんが解説する「衰え知らずのイチローのトレーニングに迫る」を見ながら、今年の国枝選手のスランプを分析すると、これが年齢による肉体的な衰えから来るものなのか、脳の反応速度の遅れから来るものなのか、同じ動作を繰り返すことの金属疲労みたいなものなのか、いろんな要素を見直す良い機会ではと思い、室伏選手の脳理論とイチロー選手の初動負荷トレーニングを取り上げてみました。

若手が台頭する車いすテニス界は、今までは2バウンドがあたり前だったのが、一般の1バウンドテニスに移行しつつあり、深い位置からのフォアハンドの打ち抜きやバックハンドもかなり高いボールを振り抜く技術など若手がかなりレベルアップしている中で、常にトップを狙うためには、普段の日常生活の中で、できるだけ筋肉が緊張しないような動き、少しでも何か動作するときに自分がリラックスしているかどうか、そこから動き出しが出来るかを試みることだそうです。

また、障害者センターにリハビリで来られている利用者の皆さんや高負荷マシンでトレーニングされている年輩の方々にも何か参考になるかも?
筋肉を緊張させるのではなく、筋肉を伸ばして、関節の可動域を広げ、楽に何回も続けられる初動負荷トレーニングが脳の指令をしやすくするキーワードのような気がします。

高価な初動負荷マシンを使ったトレーニングが良いのは分かったけど、何処にでもあると言うマシンじゃないので、自分なりにアレンジが必要です。例えば、プールの中で行うエクササイズも初動負荷ですし、トレーニングする相棒の1人がマシン役になり、手で最初に負荷をかけて上げて後は力を抜く感じで良いのです。また、バランスボールやチューブを使っても出来ますよ。

私のブログ記事で、2015/1/12「つながる知恵」の一つ。も参考までに。

 

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