最近のサッカーを見ていて強く感じるのは、世界的な傾向として動きの量の多さと守備のレベルが上がり、またサッカーがAI化され反則のシュミレーションやゴールインの判定も機械任せとなり、人間の判定の曖昧さもサッカーの醍醐味だったのがシステム化されゲームが面白くなくなって来た。
ボールのパス廻しばかりに時間をかけて、中々守備を崩せない昔のイタリアサッカー(カテナチオ)を見ているようで、実に退屈で面白味のないサッカーが多いなか、フランスチームのサッカーは攻撃的で、FWのキリアン・エムバペ選手(19歳)はボールを持つと前へ前へと積極的に攻めるスタイルに、こちらまでワクワクして来る。
彼のプレーを見ていると、昔のブラジル代表の若い頃のロナウド選手を思い出す。足が早くて、トップスピードに入ると誰も止められず、シュートを決める身体能力の高さに良く似ている。
それにMFのポール・ポグバ選手(マンチェスター所属)やFW&MFを兼ねるグリーズマン選手やDFのラファエル・ヴァラン選手などの活躍が目立つフランスチームのサッカーが文句なしに面白い。
西ドイツ、アルゼンチン、スペイン、ポルトガルなどの強豪国が次々と敗退する今大会で、やはり楽しみは、最年少で、足が速くて、テクニックも抜群のエムバペ選手(パリ・サンジェルマン所属)には注目したい決勝トーナメントです。
もしかしたら、バルセロナがスカウトしちゃうんじゃないでしょうか。
サッカーの王様、ペレーがエムバペを絶賛しているとか。