3月1日、スポーツ庁のスポーツ審議会が、2017年度から5年間の「第2期スポーツ基本計画」を鈴木大地長官に答申した。
その中で答申の数値目標として、私が特に気になったのが、次のように掲げられていた。
◎成人の週1回以上のスポーツ実施率を65%程度に増やし、1年に一度もスポーツをしない成人をゼロに近づける。
◎スポーツをする時間を持ちたいと思う中学生の割合を80%に増やす。子供の体力を1985年ごろの水準に引き上げる。
◎障害者の週1回以上のスポーツ実施率40%程度に増やす。
◎障害者スポーツの直接観戦経験者を20%に増やす。
◎スポーツ市場規模を2020年までに10兆円、2025年までに15兆円に拡大する。と言う。
昨年のリオパラリンピックでは、日本は金メダルがゼロに終わり、東京パラリンピックに向けての選手発掘事業は全国各地で行われていますが、全く選手の居ないクラス競技もあり、また、練習場所の確保に問題があったり、資金不足で海外遠征などが出来ない状況など、多くの課題が存在し、2020年には間に合わないかもしれませんが、着実に障害者スポーツが発展し新しい選手が誕生することを願っています。
本音を言わせてもらえば、遅過ぎる。!!