8/22の記事「オヤマボクチ」の更新です。
オヤマボクチ(雄山火口)
<学名:Synurus pungens (Franch. et Sav.) Kitam.>
キク科 ヤマボクチ属 多年草
薊に近い仲間です。
北海道・本州中部以北・四国に分布し、日当たりのよい山野や
林の周囲などに生える多年草。
茎は直立して分枝し、白色の綿毛がある。
林の周囲などに生える多年草。
茎は直立して分枝し、白色の綿毛がある。
撮影日 2016.10.2: 群馬県
根生葉は大型で長柄があり互生下面に白色の綿毛を密生し
縁には不整の鋸歯がある。基部は心形、葉柄は長く基部に狭い翼がある。
葉裏には白色の毛がフェルト状に密生する。茎上部の葉は小形、短柄。
花期は、9~10月。上部で分枝した枝先に頭花を下向きにつける。
葯は暗紫褐色、花柱はピンク色、
柱頭はピンク色で先が2裂する。
柱頭はピンク色で先が2裂する。
名前の由来は、葉の裏の綿毛(茸毛)が火打ち石から出る火花を
移しとるために火口(ほくち)として用いられたことによる。
また、ヤマボクチより大きいことから「雄ヤマボクチ」呼ばれる。
山梨でウラジロとか、東京都檜原村でネンネンボウと呼ぶことがある。
また、ヤマボクチより大きいことから「雄ヤマボクチ」呼ばれる。
山梨でウラジロとか、東京都檜原村でネンネンボウと呼ぶことがある。
「ヤマゴボウ」と称され山菜として利用されます。
ゴンパ、ヤマゴンボなど呼ぶ地方もあり根は漬け物などとして
食べられる。
長野県飯山市の富倉そばでは、茸毛がつなぎに使われている。
ヨモギの代わりにオヤマボクチの葉を用いることもあり、
新潟県の笹団子や山梨県と東京都/檜原村などで草餅で利用される。
長野県飯山市の富倉そばでは、茸毛がつなぎに使われている。
ヨモギの代わりにオヤマボクチの葉を用いることもあり、
新潟県の笹団子や山梨県と東京都/檜原村などで草餅で利用される。
群馬県南牧村でオヤマボクチの草餅
売ってました。
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