ホソエノアザミ(細柄野薊)
<学名:Cirsium tenuipedunculatum Kadota>
キク科 アザミ属 多年草
(ナンブアザミ節カガノアザミ亜節)
撮影日 2020.08.30: 群馬県
分布は狭く、関東地方と中部の東側に限られる。分布パターンから、
富士箱根要素(フォッサマグナ要素)の植物です。
丈は1~1.5m、上部で広角度で枝を分けます。葉は20~40cmの
狭楕円形~狭卵状披針形で、羽状中~深裂し、裂片は必ず開出して
鋭い1cmほどの刺があります。基部は茎を抱かない。
花期に根生葉はありません。多数で小型の頭花を下向きに咲かせ
総苞中片と外片が開出するアザミ
頭花は葉腋から細い花茎を伸ばして総状に付き、横向きかやや下向き、
総苞は狭筒形で、片は11-12列、先は長く開出し、ゆるく反曲します。
ふつう腺体はなく、粘らない。
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