物臭狸の『花日記』

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色々な植物たちを紹介しています。

アオツヅラフジ

2015-09-09 06:00:00 | ツヅラフジ科
アオツヅラフジ(青葛藤)
<学名:Cocculus trilobus (Thunb.) DC.>
ツヅラフジ科 アオツヅラフジ属 落葉蔓性木本





北海道、関東地方以西~沖縄の草原や道端、林縁などに生える。
藪などにに多く、都市部の道端でも見かける。
枝は淡黄褐色の毛が生え、つるは右巻き。
葉は互生全縁で、少し光沢があり、長さ3~12㎝の広卵形~卵心形で
変化が多く、3裂することもある。
花期は7~8月。雌雄異株で枝先と葉腋に小さな総状花序をだし、
黄白色の目立たない花をつける。
花弁と萼片は6個。雄花の雄しべは6個。雌花には雌しべ6個と仮雄しべが6個ある。

撮影日 2015.09.5: 群馬県

小粒のブドウのような房になっています。


雌株は秋に直径6~7mmの球形の核果を結実し、これがブドウのように
青く熟して目立つ。



花は小さくてほとんど目立たず、気にかける人もいないだろうが、
秋になると、葡萄(ブドウ)の様な果実をたわわに付け、人目を引くようになる。



核(種子)は扁平で円く、カタツムリの殻を思わせる。
アンモナイトのような形ともいわれる。




つるを昔はオオツヅラフジなどとともに「つづら」の材料とした。

別名カミエビ。



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2 コメント

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No title (秋津)
2015-09-15 16:50:00
都市部の道端でも 見かけるんですか??
う~ぅ ( ̄  ̄;)
見たことないじょ ・・ いつか見つけてやる(笑)))
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No title (ブランちゃん)
2015-09-25 14:35:00
教えていただき「ありがとうございます。」
実を割って見たら・・・・・同じものがでてきました。
ありがとうございました。
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