物臭狸の『花日記』

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サナギイチゴ

2018-07-02 05:00:00 | バラ科

サナギイチゴ(猿投苺)
<学名:Rubus pungens Camb. var. oldhamii (Miq.) Maxim.>
バラ科 キイチゴ属 落葉小低木




本州~四国・九州の山地の日当たりの良い草地等にややまれに生え、
枝は蔓状に横に這い根を出して広がる落葉蔓状の小低木。

撮影日 2018.05.27: 長野県

撮影日 2018.05.27: 長野県
茎には毛が密生し、短い棘が多数生える。
枝には小さいとげが散生する、花枝は短く、数枚の葉を互生する。




葉は互生し、奇数羽状複葉で5~7枚の小葉をもつ。
頂小葉は菱状卵形、側小葉は倒卵形~卵形で粗い重鋸歯がある。




花期5月~6月、白色~淡紅色で直径2センチほどの花を咲かせる。
「枝の先に1~2個つき、
小さいとげのある長い柄をもつ。萼には針状のとげを密生し、
腺毛もまじえる。萼裂片は5、披針形、内面に伏毛が密生して
いる。花弁は5、披針形か倒卵形、萼裂片よりも長く、長さ1㎝
ぐらい。花托に短毛がある」。
萼片は鋭突な線形で花弁より長く伸び、
裏面には刺毛が多数生える



撮影日 2018.05.27: 長野県
果実は球形で、7月から8月に赤く熟し味はやや酸っぱい。



名前は愛知県の猿投(さなげ)山に因みます
愛知県で豊田市と瀬戸市にまたがる猿投山(標高629m)に
由来し、サナゲイチゴが転訛してサナギイチゴになった。
とされています。


また、あるところでは  こんな解釈が
このイチゴはおいしくなく、その味にさすがの猿も
投げ捨てるので「猿投げ」から「サナギ」になったという。』
載っていました。
これは後付けなんでしょうね。



味は・・・ 
未だ実に出会っていないので食べたことがありません。
どんな味なんでしょうね。
一秋は酸っぱい方が好きなんでもしかしたら好みかも・・・



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