『偽善エコロジー 「環境生活」が地球を破壊する』(武田邦彦著 幻冬社新書 2008年刊)
この本、売れています。5月31日に第1刷が発行されていますが、購入したのは7月31日発行の第9刷です。洞爺湖サミットを頂点とした「エコ」ブームに何らかの違和や胡散臭さを感じている方が多いからではないのかと思います。
この本を読むと、これまでの常識が覆ります。一生懸命「エコ」と思って努力していたことがアホらしくなります。そして、それをPRしてきた、マスコミや行政に対して腹立たしい感じになります。
例えば、「エコ」な暮らしと思っていた、レジ袋を使わない、マイ箸の使用、バイオエタノール、冷房の28℃設定などは、全く意味の無いことが述べられます。
ダイオキシンも狂牛病も恐ろしくありません。生ごみの堆肥化やプラスチックのリサイクルは危険です。石鹸の使用もよくありません。
牛乳パックのリサイクルやごみの分別は無意味です。古紙やペットボトル、空き瓶、食品トレイのリサイクルは良くありません。
なぜなのかという理由は、是非この本を読んでみて下さい。そこには、誰も反対しない、できない「エコ」という看板を掲げて、儲けている業界があります。税金を湯水の如く使うことに無神経になっている行政があります。
私は、別の場所で、「常識だけに頼り切った安易な言説には、嘘があることを教えてくれます。」と書きました。エコは、その典型的な例です。
ただ、惜しむらくは、著者の語り口が少し下品で、感情的になり過ぎています。チョット間違うと学者では無くクレーマーになってしまいます。もう少し冷静に、淡々と事実を表現した方が「世間」から注目を浴びると思います。
この本、売れています。5月31日に第1刷が発行されていますが、購入したのは7月31日発行の第9刷です。洞爺湖サミットを頂点とした「エコ」ブームに何らかの違和や胡散臭さを感じている方が多いからではないのかと思います。
この本を読むと、これまでの常識が覆ります。一生懸命「エコ」と思って努力していたことがアホらしくなります。そして、それをPRしてきた、マスコミや行政に対して腹立たしい感じになります。
例えば、「エコ」な暮らしと思っていた、レジ袋を使わない、マイ箸の使用、バイオエタノール、冷房の28℃設定などは、全く意味の無いことが述べられます。
ダイオキシンも狂牛病も恐ろしくありません。生ごみの堆肥化やプラスチックのリサイクルは危険です。石鹸の使用もよくありません。
牛乳パックのリサイクルやごみの分別は無意味です。古紙やペットボトル、空き瓶、食品トレイのリサイクルは良くありません。
なぜなのかという理由は、是非この本を読んでみて下さい。そこには、誰も反対しない、できない「エコ」という看板を掲げて、儲けている業界があります。税金を湯水の如く使うことに無神経になっている行政があります。
私は、別の場所で、「常識だけに頼り切った安易な言説には、嘘があることを教えてくれます。」と書きました。エコは、その典型的な例です。
ただ、惜しむらくは、著者の語り口が少し下品で、感情的になり過ぎています。チョット間違うと学者では無くクレーマーになってしまいます。もう少し冷静に、淡々と事実を表現した方が「世間」から注目を浴びると思います。
本なんか読んでるから騙されるんだよ
http://www.petbottle-rec.gr.jp/syoseki/index.html
http://homepage2.nifty.com/koshi-net/other/kaihou/73-2.htm
http://www.cir.tohoku.ac.jp/~asuka/
http://www.rakkousha.co.jp/books/ka_02.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E7%94%B0%E9%82%A6%E5%BD%A6
もう何から何までウソ
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1416150624
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3015591.html
また、データ、グラフの出所と真贋を、確認する必要があります。
興奮した雰囲気の文体ですから、細心の注意が必要と考えます。
武田氏の文体の下品さは気になっていましたが、それ程までに対立構造が内在していたとは知りませんでした。
それで、ますます興味を持ったところです。厚生労働省や自治体の方に聞いてみたくなりました。