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野党は外交で活路を開け

2015-02-05 20:28:17 | Weblog

 野党は外交で活路を開け

 アへ首相の暴走が止まらない。日本人がイスラム国に囚われているのに不用意なイスラエル訪問時の発言。大失政のはずなのに、野党は詰め切れない。反対にアへはこれを憲法9条改正、自衛隊派兵の契機に利用している。もう誰にも止められない。政治に関心を失って久しい僕も、ニュースを見るのも嫌になっていて、アへを見ると吐き気を催す。

 米国には同盟国としての日本が軍事化することを期待している考え方と、反対に日本の動きに対して警戒感を持つ考え方があると思う。今回のイスラエル訪問は、米国の一部の強い意向という見方もある。中国、韓国、台湾、北朝鮮、ロシアなど周辺国は、近年の日本の動きに対して神経を尖らせている。随分と外国に出掛けることの多いアへ首相だが、アジア周辺国との関係構築については、全く無策である。いや、アジアを蔑視しているようにも伺える。また、今回のイスラム国との交渉もしっかりと窓口や人脈が無いため、どの程度正確にやり取りがされていたかも極めてあやしい。

 一方、この動きに対抗すべき野党も全く持って無策である。アへの動きを黙って見ているしか無く、打つ手も無かったくせに、今頃アリバイ的に追及して見せてはいるが、対抗する理論も方法も見出せないでいる。

 アへ政権の弱点は外交にある。対外的に信頼感を構築できない。パイプが限られている。僕は、野党の活路は外交にあると考える。どんどん野党外交で人脈を作ればいい。近々にうちにアへはアジアとは手詰まりを起こし、米国からは暴走にストップのサインが出されると思う。その時に必ず出番が来る。民主党代表になった岡田は確か外務大臣をやった人だ。外務省の中に今の動きに危惧を覚える官僚がいれば、水面下で協力を得ながら対外的な関係構築に動けばいい。

 財界だって、巨大市場である中国との関係は重要視しているはずである。政治的には対立しているように見えるが、人の動きや貿易は既に中国抜きには成立しない。財界の意向もしっかりと受けて、外交から政治的な活路を見出すことができると考える。

 国民国家が黄昏を迎えている情況の中で、国家の枠組みを超える構想をどの野党が提示できるだろうか。ドメスティックな票の奪い合いだけで一喜一憂していても展望は見えない。民主、維新、共産・・まさかSGI(創価学会インターナショナル)の公明? エッマジに4トロ?

 

 

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