銀幕大帝α

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デッドタウン・ゾンビ

2012年04月29日 21時27分36秒 | 洋画ホラー
COLLAPSE/10年/米/83分/ゾンビ・ホラー/劇場未公開
-監督-
ジェイソン・ボリンジャー
マイク・ソーンダーズ
-音楽-
ジェイソン・ボリンジャー

-出演-
クリス・マルケイ
過去出演作:『クローバーフィールド/HAKAISHA』
カレン・ランドリー
トラヴィス・スレイド・ラインダース
リネア・クイグリー
過去出演作:『女切り裂き狂団チェーンソー・クィーン』
マイケル・コーネリソン
<ストーリー>
農夫・ロバートの住む町が突如ゾンビが徘徊する町へと一変。息子がゾンビに噛まれてしまったロバートは治療薬を入手するため、妻子を残してゾンビがはびこる町の中心部へと向かうのだが…。

<感想>

薬物摂り過ぎて幻覚症状出ちゃった男の話みたいやな。

とまぁのっけからネタバレ全開でいきましたが、これが本作のウリでもある訳でして。
普通にゾンビしているだけの内容かと思いきや、実はパラッパパーな男の話というゾンビはフェイクな発想映画です。

そういう話だと途中で感付かなければそこそこに“ふ~ん”って思わされるラストかな。

それにしても主人公は平凡な農家のおっさんやのに、何丁短銃やらショットガンを保管してんねんって。
軍人上がりの戦争依存症か武器マニアかって程の大量所持であります。

何か所かで?な描写がありますが、その辺はきちんと後半に答えという形で明かしてくれますから、辻褄合わねぇって事は無いです。

グロシーンは頭を銃で吹っ飛ばされるワンカット位でホラー描写は極めて低いですし、前述した様にゾンビはフェイクですのでゾンビ映画ならではの惨さを期待しちゃいけません。

あくまでもおっさんのイカレっぷりをオチで知って後で懐かしむだけの作品だよ。

評価:★★☆
12/04/29DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2012-04-27
メーカー:エプコット
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カイジ2~人生奪回ゲーム~

2012年04月29日 02時38分39秒 | 邦画サスペンス
11年/日本/133分/サスペンス/劇場公開(2011/11/05)
-監督-
佐藤東弥
過去監督作:『カイジ 人生逆転ゲーム』
-原作-
福本伸行
-脚本-
福本伸行

-出演-
藤原竜也…伊藤カイジ
過去出演作:『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』
伊勢谷友介…一条聖也
過去出演作:『あしたのジョー』
吉高由里子…石田裕美
過去出演作:『GANTZ: PERFECT ANSWER』
生瀬勝久…坂崎孝太郎
過去出演作:『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』
香川照之…利根川幸雄
過去出演作:『ラビット・ホラー』
松尾スズキ…大槻太郎
過去出演作:『戦慄迷宮 THE SHOCK LABYRINTH』
柿澤勇人…村上保
光石研…石田光司
過去出演作:『十三人の刺客』
嶋田久作…黒崎義裕
過去出演作:『ゴースト もういちど抱きしめたい』
<ストーリー>
当たれば10億円以上を稼げるモンスターマシーン、通称“沼”に挑むカイジの前に、裏カジノの冷酷な支配人・一条聖也が立ちふさがる。

おかえり、クズの皆様。

<感想>

今月一番の期待星。

あぁやっぱりおもしれぇ!!

原作漫画は未だに未見。
パチンコで「人喰い沼」は知ってはいたが、なんのこっちゃの知識ゼロ。
な~る。
こういう大仕掛けが施されてたんやねぇ。

カイジというか藤原竜也の一手先を伺う表情がたまらん。
まぁ私もそこそこのギャンブラーだから吉と出るか凶と出るか、その辺の駆け引きみたいな緊迫した雰囲気にはどっぷりと飲み込まれちゃって物凄くドキドキしちゃった。

「姫と奴隷」のゲームでの勝因となる部分にもヒントがネタバラシされるまで分からなったから、“あ!そっか!!”と、驚かされたものはありました。
炊き出しでの利根川の言葉なんて普通にスルーしてたもん。
カイジはよくまぁしっかり覚えていたもんだ。

後ろから押してくれる仲間があっての完全勝利。
いやぁなんて清々しい決着なんだ。

根っからの博打中毒でお人好しなカイジだけど、仲間を想う優しさはそれ以上に半端無い。
追い込まれた時に発揮する強運さは仲間の大切さを常に重んじるカイジの生き方に惚れ込んだギャンブルの神様が与えたこの上ないステイタスなのかもしれないな。

金も大事だが、それよりも友情。
この考え方が裏切り者裕美の心をも動かし、沼攻略へと繋がる。
しかし時にはその考え方は気を許した者から騙し打ちとして返ってくる。
前作同様の‘良い人過ぎる程馬鹿をみる’なオチには苦笑い。
けど、カイジの知らぬが仏な満面の笑みを観ていると“本人は特に落ち込んでないし、むしろ楽しそうだから良いじゃん”と思えてくるのだから不思議だ。
カイジという男には信頼したくなる、応援したくなる魅力がある。
作品を鑑賞している私にとっても。

金に無頓着だからまたまた借金まみれになるんだろうなこいつは(笑)。

-地の底から這い上がってこい-

一条に放った台詞をそのままそっくり送ってやるよカイジ。
三度、起死回生を図った命がけゲームに挑むカイジの勇姿を見届けたいので3作目も熱く希望!!

色々とリンクしたネタがまた本作の醍醐味でもあるので、是非とも1作目を鑑賞してから本作に挑んで欲しい。
前作繋がりで芸能活動よりも脱原発運動に励んでいる山本太郎も出ているでよ。

毎度御馴染、今作の吉高ちゃん
コスプレ2連発。


今回は嫌な女の役でしたが。


ラストで見せた笑顔が一番素敵でした。
吉高ちゃんはやっぱり笑った顔が良く似合う。

これは1作目の映像からの流用なのかな?

パチンコ店員時代の吉高ちゃん。

オフィシャル・サイト

関連作:
『カイジ 人生逆転ゲーム(2009)』(第1作)
『カイジ2~人生奪回ゲーム~(2011)』(第2作)
『カイジ ファイナルゲーム(2019)』(第3作)

評価:★★★★☆
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レンタル開始日:2012-04-25
メーカー:アミューズソフトエンタテインメント
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縁切り村 ~デッド・エンド・サバイバル~

2012年04月28日 23時28分55秒 | 邦画ホラー
11年/日本/80分/ホラー/劇場公開(2011/10/15)
-監督-
椿光一
-脚本-
椿光一


-出演-
藤江れいな…縁切り様
八神蓮…大崎一樹
岡田真由香…槙野庸子
斉木しげる…村長
過去出演作:『山形スクリーム』
<ストーリー>
グルメ番組の撮影のため、東京からとある山奥の村にある「縁切り神社」を訪れたTVクルーが、村の長老たちの画策する忌まわしい陰謀に巻き込まれていく。

この村で、あなたの縁は怨となる…。

<感想>

AKB48は好きだが藤江れいなちゃんの名前は初めて知った。
あれだけメンバーがいたら全部が全部覚えられんよ。
はっきり言って顔も知らない子だったので結局どの役をしていたのかも解らずじまい。
データベースによると‘縁切り様’役だったようだ。
あの長い爪した亡霊みたいなの?
え・・・えぇ~~!?
主役ちゃうやん。
しかもちょこっとしか出てなかったような・・・。

と、もう早記憶が曖昧。

それも当然でしょ。
クソ面白くねぇもん。

ストーリー自体が意味不明だし、演技者殆どが素人コントみたいな下手芸だし。
演出力ゼロ。
演技力ゼロ。
脚本家としての才能ゼロ。
良い所が何処にも見当たらないゼロムービー。

ら・ら・ら・らぁぁあああ

なんちゅう唸り声やねん。
伽耶子のあ”あ”あ”あ”ぁぁぁのパロディか何か?

ホラーと謳っておきながらもミジンコ程の怖さもなく全てにおいて酷い作品。
こんなんを自信満々に世に送り出す監督もどうかと思うが、AKBメンバーが出ているからという理由だけで劇場公開に踏み切っちゃう配給会社も天誅ものだ。
今後そういう映画ファンを罠にはめるような策略は一切禁止!

劇場公開=少しは面白いのかも

って勘違いしちゃうやんねぇ。

こんなクズ映画観た事、さっさと忘れちゃお。
てかもう殆ど記憶に残ってないけど。

オフィシャル・サイト

評価:
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ドリーム・ホーム

2012年04月28日 00時15分29秒 | 亜細亜ホラー
DREAM HOME 維多利亜壹號/10年/香港/96分/ホラー/R18+/劇場公開(2011/05/28)
-監督-
パン・ホーチョン
-製作-
パン・ホーチョン
-原案-
パン・ホーチョン
-脚本-
パン・ホーチョン

-出演-
ジョシー・ホー…チェン
主な出演作:『コンテイジョン』
イーソン・チャン…シウトウ
デレク・ツァン…チュン
ローレンス・チョウ…オン
過去出演作:『リサイクル -死界-』
ジュノ・マック…警官ファッ
ミシェル・イェ…妊婦
過去出演作:『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』
<ストーリー>
超高級高層マンション・ビクトリアNo.1の警備員が何者かに絞殺された。その後もマンションでは血の惨劇が繰り返され…。

彼女が本当に欲しかったもの、それは――。

<感想>

香港のスプラッター描写は鬼畜道。

本作が成人指定作品なのは、多分

こんな激しいファックシーンや

こんな男根ぶった切り無修正なんかがあった為なのかもしれない。
こういった際どいシーンがてんこ盛りだ。

主人公チェンが仕事を二つ掛け持ちしながら高級マンション購入に拘る理由、しかもオーシャンビューな部屋でないといけない理由なるもは、殺人と殺人の合間に回想として幼少時代からの経緯と共に描き徐々に明確にされていきますが、この回想シーンがちと長く、その事によって若干見せ場となる殺人シーンへの移行にもたつき感を与えてしまっている。
また時系列をバラバラにし過ぎた事で少々解り辛いってのも残念。

しかし殺人シーンに限っては嫌悪感抜群の凄まじさで、ある程度スプラッター描写に免疫がないとかなり吐き気を齎す事確実。
殆どがウゲェとなるものばかりだが、口に木材を突っ込まれた裸女が復活して反撃に出てくる様はユーモラスに飛んでいて面白くはなっていた。
一番目を見張った箇所は、女性が後頭部からノミで一突きされて目玉が飛び出る所と、ファック中の全裸青年が背後からチェンに刃物で滅多刺しにされる所。
CGなのかどうかは解らないが上手く作ってあるなと感心させられた。

何故にチェンは殺人に及ぶ様になったかも回想シーンによって明らかになる。

こうして観ると、裏事情なるものはそこへ行くと理解出来る程度には描かれているので、意味不明というものは無くなり納得出来る話としては上々の出来と言えるだろう。

無感情で残酷に殺人を遂行すると言えども、チェンは一般的なOLなので、何度も被害者から反撃され顔や足などに負傷を食らっている。
決して絶対有利な状況にならず、何度も危うい目に遭う事でシーンに緊張感を植え付けてくるが、全ては自分の思い通りにしたいからという自己勝手さがありありと見られるので、はっきり言って不快感は半端無し。
嫌な女で有る事には違いないので、何かしら罰を!という想いが生まれてくるが、期待に反して彼女の計画成功という道筋でエンディングに辿り着いてしまったが為に、更に不快指数も膨れ上がってしまい何とも言えない胸糞悪さだけが残ってしまった。
こう感じさせる事が監督の狙いだとすれば、それはそれでやられた感はある。
が、エンドロール前のTVから流れるニュース内容が‘殺人犯す事をせずとも不動産価格は自然に下落した’という皮肉ったもので、この辺はユーモアが効いていて若干不快指数が下がり後味の悪さから抜け出せた感はあった。

アブノーマルで残酷なスプラッター映画でもあるし、エロ・グロ・ゲロと3拍子揃ったハード描写連続の映画でもある。
なので初心者ホラーファンが手を出すと相当の覚悟は必要。
それでも観てみたいと思うならば忍耐力を己で試しながら気合を入れて観るべし。
中級ホラーファンな私ですらもドッと疲れたが、何故か‘頑張って観たぞ!’といった達成感は生まれたし、その事で‘楽しめた’という満足感も出てきましたよ。

オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★☆
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レンタル開始日:2012-04-25
メーカー:オールイン エンタテインメント(旧・GPミュージアム)

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切り株画像(映画『ドリーム・ホーム』より、マンション価格を下げる為なら鬼と化す)

2012年04月28日 00時14分22秒 | 切り株“TV”画像(閲覧注意)
【ネタバレ注意】
このままでは念願のマンションも買えないわ!
こうなったら隣人住民皆殺しでマンションの評判下げてやる!!
押し入り殺人鬼チェンの
切り株惨殺、ここに開幕!


後頭部からノミでスコーン。
目ん玉スポーン。


部屋から出てきたジャンキー青年の腹に包丁で真一文字。
出るわ出るわの腸大量。


ベッド下に隠れた女の口に、木材一撃。
これには死んで当たり前と油断していたチェンだったが・・・

ところがどっこい。
木材口に刺したまま復活!!
訪ねてきた警官も思わず
「志村後ろ!!」

警官たちともみくちゃになった挙句、暴発した拳銃の弾が木材女に命中。
そのまま前のめりで倒れたら・・・

当然の如く、木材貫通で今度こそ御陀仏。

切り株度(4/5)

レヴュー:『ドリーム・ホーム』
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