松谷大滝落ち口から釜を覗きこみました。
今日は福井山岳会のO橋さん、H島くん、ボクの3人で毎日茹だる暑さを吹き飛ばそうと泳ぎ有り、シャワークライミング有りの快適(けっこう寒かった)沢登りに行ってきました。
今回は板取川支流の松谷洞です。板取といえば、川浦谷川の海ノ溝ゴルジュが超有名です(過去に2回遡行済み)が、今回の沢も海ノ溝ほど激しく厳しいものでは無かったけど、この界隈の谷の良さを存分に堪能できる素晴らしい遡行となりました。
山、天気、そして仲間に感謝。
O橋さんの新車!新しい車なので車内を沢臭くしないよう注意! キレイな流れが延々続いてました。
最初の10m滝 快適な登りでした。
泳いだり、ヘツったりと滝に近づくにもひと泳ぎが必要・・・
朝、5:00に大野市の某所に集合するがH島クンの寝坊により30分出遅れつつも、O橋さんの買ったばっかりの新車で郡上八幡へGO!新車なので汚さない様留意しないと。8:05入渓
岩盤、ゴルジュが発達していて、釜に湛える水がキレイな沢。堰堤も1ヶ所しか無く順調に進む。多くの滝が行く手を阻むけど、その滝のほとんどが大きく澄んだ釜を湛え、ここを泳ぎやヘツリで突破し滝に取り付きロープを延ばしその殆どを登る事が出来る。これぞ沢登りの醍醐味といった感じ。これだから沢登りは楽しいね!!
素敵な釜を湛える一条の流芯の左を登ることに
登り切ったよ。見た目より簡単だった。 ビレーするボク。
高度感がたまんない。 次々現れる滝。寒さにブルル・・・
天気予報では下界は35℃とか言ってたはずだけど寒く、泳ぎまくるにもちょっと尻込みしたくなる。でも泳がなきゃ取り付けないので・・・。
最後は松谷大滝を越え、600mhの二俣を左にとり、2段20m滝を越えると平流に出る。そして12:10、700mh地点で左のルンゼを登り、不明慮で危なげな杣道を間違えながら下る事、14:00車のもとに到着。
松谷大滝は左岸の岩、灌木帯を登る。右岸を巻くよりもスパッと滝の落ち口に至る事が出来る。と思う
泳いだり登ったり、暑い夏が似合う沢!
登れる滝が多かった沢です。とても充実した一日でした。
この釜を泳いで右に回り込まないと滝の全貌は分からない。結局正面の凹状の滝を登った。
最後まで飽きなかった。 飽きたと言えば下山の杣道・・・。不明慮で何度も間違えた・・・。
今回の沢は予想以上に楽しかった。また此処に訪れてみたいと思える谷だった。次はあの滝を登ってやる!!
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