山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

竹炊爨と法音寺山登山

2015年10月07日 | 今日の源次郎


 法恩寺山の山頂にて。みんな笑顔!

先日の10月3日は源次郎の通う小学校の学年行事で竹を使って御飯を炊きました。そしてついでに法恩寺山の伏拝に登ってきました。
好天の下、最高のロケーションを楽しめ、子供達と楽しく一日を過ごしました。こういった山行もたまにはイイもんだ。

朝、学校に集合し普通ならスキージャムの有料道路又はその隣の林道を通るところだが、今回は平泉寺区から直接、報恩寺山林道に延びる悪路を走破します。ランクルや軽トラは楽々走破出来るのだけど、荒れた林道に残る岩や倒木を除きながら走るが、皆のミニバンは腹を擦ったりと難儀しつつ進む。中の平避難小屋に漸く到着。ここで炊爨(すいさん)の準備をします。
 
 ノコギリで竹を切り、蓋を作ります。       出来上がった竹の鍋!中はイイ匂いがしました。

 
 野菜を切ったりして…       定番のカレーの下ごしらえをして登山です。

直径10cmを越える竹を子供達はノコギリや鑿を使い蓋をつくります。この竹で出来た容器(鍋)で御飯を炊くのです。清々しい竹の匂いのするこの容器に米と水を入れ、炭火を熾して炊き上げるという算段。
そして野菜を切って定番のカレーを作ります。
準備が終わったら、ここで子供達は法恩寺山の伏拝へ!今日は天気が良いから泰澄大師のように白山を拝めるだろう。泰澄大師が越前禅定道を拓いた基点となる平泉寺に住むボク達にとって、ここは子供たちに知ってもらいたい大切な場所。まだよく分からないだろうが、こういう歴史の舞台を実際に歩かせ子供たちに「刷り込む」ことは重要な事と思っている。
 
 子供達は張り切って登ります。山登りに慣れた源次郎はブッ飛ばすので、皆を待つように制止しながらの登山。

道中、いろいろ有ったが皆無事に伏拝に到着し、神々しい「白山」に向け伏せて拝んだ!今年の7月に学校の皆で登った白山が此処から良く見え何だか感慨深い様子。記念撮影をした後は、ブナの実を拾い、その皮を剥き食べながら下山。初めて食べる子も多く、みんな胡桃みたいで美味しいと言っていた。そりゃぁ熊は大好物だからね。今年は山の木の実は豊作だ。

 伏拝にて。ここで泰澄大師も白山を拝んだんだ。白山がとてもイイ感じ。

暫くで中の平小屋に到着しここで炊きあがった御飯の匂いを嗅ぐ。なんとも青竹の清冽で瑞々しい匂い。お焦げも有り、これをよそってカレーをかけて食べました。山登りの後に食べるカレーは皆、格別でとても美味しく頂きました。
 
 法恩寺山から望む白山。    炊き上がった御飯とご対面。米は竹の匂いがしました。

 
 皿に御飯を移しカレーをかけて頂きました。     その後、炭火でウインナーやマシュマロを焼いて食べました。

小学校に通う子供中心の生活で、なかなか沢とか岩とか行けないけど、今しかこんな風に登ったりする機会は無いだろう。親子で素晴らしい経験が出来ました。みんなありがとう!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする