山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

奥美濃もヒルが蠢く

2015年07月12日 | 沢登り3

 堰堤を越えるといきなり現れる核心部!4m+4m滝。ここは巻かず頑張って登ろう!

今日は久々の奥美濃の沢に行ってきました。場所は天狗谷!
メンバーはBoss、米屋さん、ヨッティーさん、ボクと同業者のM谷くん、そしてボクの5人でした。
朝、4:00Bossの家に集合(遅刻)し一路、木之本に向かい、国道303に入り八草峠(トンネル)を過ぎ、林道を走り、入渓地点に到着です。装備を身にまとい入渓。7:15
 
 1ピッチ目。ヌメっていて微妙な登り・・・       登った後はビレー!

 
 2ピッチ目。いやらしいバンドをトラバースしてCH滝の左を登る。    その後はこんな感じの滝が続きました。ここは流芯の右側の壁をフリーで

堰堤を越えるといきなり立派な滝!4m+4mの二段滝。右岸から高巻き出来そうだけど、やっぱし沢ヤならここはロープ伸ばして登攀しなきゃ!ということでハーケン打ちつつ登る。ヌメっていていやらしい。1ピッチはボクが、2ピッチ目はヨッティーさんがリードで登り今回の最大の核心部はこれで終了。
 
 全体的に苔むした滝が続きます。イイ雰囲気。      今日はシャワークライミングが気持ちイイ!!


 簡単そうに見えて、簡単だったり、難しかったり・・・沢登りはとっても楽しい!

今回、ヒルは全く警戒していなかったが、皆、ヒル見たよ!!と言う。まさか!?と思うが、まだ見た事も吸われた事もないM谷君の為にBossがヒルを取ってくるが、自分の指を噛まれる羽目に!!(血は吸われずに済みました)
この後は5~6m、2~3mの滝が多く出てくる。ヌメったスタンスはタワシで苔を落とし登ったり、補助ロープを出しての簡単な登り、シビアな登りが続き、ヒルが居ないか余計な心配をしつつ藪漕ぎなしで12:30林道に出る。ちょっと興ざめだが楽チン!!でも、登りの谷の滝群を高巻きする事無く全て登る事が出来、なかなか楽しかった。
 

林道を15分くらい歩き、昼食摂って下降する白倉谷に入る事に。この谷最大の22m滝を懸垂降下し、その後は息つく間もなく現れる滝をクライムダウンしながら林道に到着しました。15:15その後はのんびり仕事の話など他愛の無い話をしつつ15:35車の元に到着しました。帰りはのんびり帰路に着き自宅着はちょうど19:00と疲れさまでした。

 今回唯一の懸垂下降。ちょうどイイ感じでした。


 下降に用いた谷は雰囲気抜群!!縞模様の岩が特徴的でした。


 沢登りはクライムダウンの技術も大事です。あと、雲の巣払いの技術!?も


 終始雰囲気の良い谷でした。ゴルジュと緑のコントラストがイイね。

今回の沢は奥美濃の風情を満喫できる旅となりました。でも・・・昔はヒルなんかに恐れず登る事ができたけど、最近は此処らでもそんな心配をしなくちゃいけない時代になり寂しくなりました。
でも登りの谷ももちろん良かったけど、下降に用いた谷はとても良い雰囲気だった。もし再訪するのであれば、今回下降した白倉谷を登ってみるのも良いなぁと思った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする