山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

温見川水系「ヤサ谷」から倉ノ又山

2013年08月23日 | 沢登り3

 でっかい倒木が落ちている滝(15m)を登りました。左側から

今日は沢に行ってきました。実は行先を色々考えていたところだけど、天気予報では昼から大雨が降るとの事(10㎜/h)そんなことから、半日コースとなった。でも、記録には無い(多分)沢なので、いったいどんな渓相なんだろうかと期待しつつ入った。

しかも今日はニューフェースが仲間入りしました。
SN消防本部所属の救助隊員、M谷クンです。震災救助のエキスパートで若くして講師も務める彼とは、救助科の同期でもあります。そんな仲のボク達と、ボスとの3人で沢に入りました。

 
 温見川を渡渉しヤサ谷に入ります。虻は少なめ           滝上から見下ろす。M谷クン初ビレー!

 
 暑い夏は沢登りが気持ちイイです。 (写真:Boss)          巨木がイイ雰囲気です。(写真:Boss)


 そんなに難しくなかった15m滝。滝だけでなく巨木もあり、イイ感じに見えます。 (写真:Boss)

沢に入ってゴルジュ内を歩くと目前に巨木が落ちているデカイ15m直瀑が鎮座する。この巨木が滝に中々良い風情を醸し見とれるが、登れる滝かなと現実に戻る。苔むしたこの滝、水流の中を登らないと行け無さそう・・・。合羽を着込み快適シャワーじゃなく、ずぶ濡れになって登攀。ハーケンやらを打ち込み無難に登れとても満足!寒い時期はこりゃきついなぁ。
 
 ビレーするM谷クン。(写真:Boss)              流水を浴び吠えるM谷クン。                  

でもその後は小滝が続き、平凡な沢となりつつ、藪に突貫!斜面は薄い藪だったけれども、主稜線に入るとヤッパシ密度の濃い熊笹が行く手を阻みます。ナカドボサマ谷もこんな藪だったが、同じ稜線を繋ぐだけあっての藪の濃さだった。木に登り三角点が有ろうところを見まわすが、刈り込みは無く、懸命に三角点を探すとやっと見つかった。倉ノ又山の三角点は藪に完全に没していた。
 
 大滝が終わると平凡な感じです。(写真:Boss)         藪漕ぎです。ここは薄いけど、稜線に出ると激藪です。(そういえば姥ヶ岳も酷い藪だったなぁ~)

 
 山頂は完全に藪に没していました。でも山頂見つけられてラッキー!        地形図読んで進むM谷クン

下りの沢の方向にコンパスを合わせ降下する。下りの沢は悪所も無く、途中早い昼飯を食って下りる事、大粒の雨が降り出した。天気予報では午後から大雨が降るとの予報だったので、便衣兵豪雨に遭わぬやうそそくさと下り、温見川を渡渉し車の元に到着しました。
 
 大好きなトチの木の下で早い昼食です。          M谷クンが湯を沸かしてくれ御馳走してくれました!(写真:Boss)

 
 後は蜘蛛の巣を払いながら、テクテク沢を下りるのみ!(写真:Boss) 

車に乗るや大雨となり、ギリギリセーフでした。(家に帰ってきたら大雨洪水警報が発令されました)
今日も山で遊べて大満足!もうすぐ首都へ赴任するボクにとって、心身共に癒され鋭気が養われたかなと・・・というか、山に対する未練が募っちゃうなぁと思わずにはいられない気分になりました。ヤッパシ、生まれ育ったこの地から離れるのはちょっと寂しい気もします。っていうか、遊べなくなるのが寂しいなぁ。
コメント (7)
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平成25年度 初任科 山岳訓練

2013年08月23日 | 訓練

 どんな悪天候でも学生達は狂ったように元気だった。さすがは「ファイヤーマン」である。

今年もこの季節がやって来た。
消防学校初任科第48期生 56名と共に山に行ってきました。(毎年恒例)
2日間の日程でしたが、いずれも大雨に見舞われ、テンションが下がり気味となりましたが、事故無く皆元気にやりとげました。
ボクが彼たちに教える事はたくさん有りますが、逆にボクが彼たちから色んなものを貰った気がする。

この経験がこれからの長い消防人生に少しでも役に立てば本望である。
9月末日には消防学校を卒業し、各所属本部に散っていく訳だけど彼達の背中、丸坊主の頭を眺めとても頼もしく感じた。

これを契機に益々山登りが大好きになってくれると、ボクとしては本当に嬉しい。
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