山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

研修旅行で富士山登山

2012年08月03日 | 山登り2

 山頂から露出時間2秒で撮った下界の様子。(右端は相模湾) 地球って丸い事が分かりました。

8月1~3日と職場の研修旅行で我が第2部第1小隊の有志は富士山を目指しました。
毎年の恒例行事でもある研修旅行は沖縄で泳いだり、北海道で海産物食べたり、帝都で観光したり・・・のワンパターン。幹事に任命されたからには自分の行きたいところ、皆が楽しめるところ、という事で皆を説得し富士山に決定しました。当初、日帰りの山行を計画していましたが、皆の猛反発を喰らい、山小屋で仮眠をとり登るというスタイルになりました。
これまで3回登った富士山。職場の先輩後輩、有事の際には共に活動し、寝食を共にする家族みたいな仲間と登るこの旅はとても新鮮で、楽しかったです。
 
 5合目を出発です。観光客が多かったです。(支那人多し)        小雨も止み青空が射しこむと一気にテンション上がります。

 
 倫敦五輪(ロンドンオリンピック)日本頑張れ!!          山小屋では宴会です。山ガールとの会話も弾みます。

8/1 朝、勝山を出発です。車に荷物を詰め込み楽しい道中。富士スバルラインを走るころには雨が降り出しますが、皆はブーブー言いますが気にしないで終点に向かい、15:20に登山開始です。雨もあがりガスの中を進みます。昔、カミさんと吉田大沢を登った頃は雪で覆われた富士山も今日は夏山といった感じです。登りはじめると外国人の構成も一転し、米国人らしき登山者が多いみたい。他の登山客と楽しく会話を楽しみながら、隊列を崩さず進みます。雲海を抜けると雲一つない素晴らしい景色が広がります。そうして17:10に本日の宿泊地である「富士一館」(2800m地点)に到着です。雲海を眺め、日没を眺めながら担ぎ上げたビールで乾杯です。500cc×3本も飲めば気圧のせいかアルコールは十分まわり眠くなるので就寝とします。
 
 雲海を見下ろしながら雲が作りだす造形を楽しめました。(小屋の標高2800m)      仮眠は2時間程度できました。山小屋に泊まるのも楽しいネ。


 今回の我が小隊(有志) 下界も山も楽しみます!!

ほとんど眠っていませんが21:40に起床し、22:00に出発です。この時期の日の出は4:40頃ですが、登山客の渋滞に巻き込まれぬやう、かなり早めの出発です。(渋滞時のマイペースを崩されれるイライラ感が無かったのでボクとしては良かった出発でした)
背後には山中湖やその周辺の市街地の街の明かりが煌々と輝き電気のありがたみを感じることが出来ました。人工衛星から見える夜間の日本の明かりはこういった感じなんだなと実感しつつ、発電所の重要性を肌で感じました。
 
 快適な登山道を進みます。登るには丁度良い気温。          有難い御来光を待つ人達。

   剣ヶ峰と満月。御来光はまだなので周りの景色を撮って楽しみます。        


 火口の様子。いつ噴火するのかな!?

8/2 0:40久須志神社側の山頂外輪に到着。まだ御来光まで4時間あるので絶景スポットを探しに時計回りで進み登山道を離れ剣ヶ峰手前の小ピークに登り待つ事に。寒いので石を積み上げ風防を設え仮眠。といっても気温は4~5度で寒いのでレスキューシートを被り待ちます。眼下の登山道はヘッデンの明かりが数珠繋ぎで連なっており早く登り始めて正解だったなと思いました。
4:00頃になると東の方向の空は茜色に染まりだし辺りは明るくなります。そして4:55富士山の御来光を仰ぐことが出来ました。この神秘的な光景は感動!まさに旭日旗のようです。(個人的には白山の御来光の方が美しいと思います)僭越ながら繁華街の怪しげなものをこよなく愛する俗世間に染まりまくった先輩たちには良い情操教育であったと思ひます。
所々で万歳三唱の声が聞こえてきます。ボク達も「大日本帝国万歳~!」の声を上げます。写真も撮り終え、お鉢周りを始めます。しばらくして標高3776mの剣ヶ峰山頂着。ヤッタネ!!

 感動の瞬間。小学校の時白山で御来光を拝んだ時がボクの山登り人生が始まったんだと思います。この光景には見る人を何か変える力が有ると思ひます。

 
 御来光を受け記念撮影です。                 お手製の横断幕が良さげデス。剣ヶ峰でも撮影です。

 
 雲海に映った富士の姿。影富士と言われるそうです。          帰りの登山道は快適に下りれます。(砂埃がひどいですが・・・)

このまままわり、山頂の売店でお土産買っていざ下山!!幅の広いブルドーザー道は走るように大股で歩き、約2時間で車の元(5合目駐車場)に到着しました。ファットタイヤのMTBでカッ飛ばすと楽しいだろうなぁ~。
下界に着いたらまだ10時前なので日帰り温泉が営業しておらず、ブラブラ観光しました。そして新東名高速道路で静岡市に向かいホテルに宿泊。夜は先輩達のご希望通り繁華街に繰り出し盛りあがりましたが、登山の疲れも有ってか三次会までとし、その後はフリーで夜の静岡を楽しみました。
ボクは、世界各国の様々の瓶ビールが飲める店に後輩と行き飲み続けました。
 居酒屋で注文した富士山の鍋。もちろん美味しかったです。

今回の山行は職場の仲間と楽しく登る事が出来、向かう道中もワイワイ楽しく、あっという間の3日間でした。有事の際には上官、部下という階級社会に居るボク達ですが、こういった行事を行う事で益々仲間の絆が深まったと思います。
でもヤッパシ富士山は雪の被った真っ白い姿がイイね。昔カミさん(付き合っていた頃)と冬の吉田大沢に雪訓で山頂まで登った時の事を思い出しつつ、夏の富士山を楽しむ事が出来ました。今度来る時は子供と一緒に登りたいなぁ~。

 カミさんと一緒に登った時の写真。当時が懐かしいです。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする