山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

煙突が詰まったので・・・

2012年03月10日 | ログハウス

 煙突掃除が終わりきれいさっぱりした F400

11月からずっと燃やし続けていた薪ストーブ、遂に煙突詰まりを起こしました。
ドラフトによる煙の引きが弱くなり、煙突の繋ぎ目から漏れる煙の量が目立ち、このままでは家中スモーク状態で家族全員燻製状態、いや一酸化炭素中毒になるかもしれない。
24時間ずっと燃やし続けている薪ストーブ、ボクが仕事で居ない時も父親が火を絶やさぬよう日中はチョロチョロ燃やし続けていました。燃料となる薪は楢の良材がまだ4箇所に潤沢に貯蔵してあるので誰も居ない時も燃やし続けていました。いわゆる24時間暖房ってやつかな。
煙突詰まりの元凶である煤は、木に含まれる樹脂ですが、杉や松などの樹脂の多く含まれる燃料を全く燃やさない我が家の薪ストーブも遂に詰まりました。ということで、1年振りに煙突掃除を行いました。
 
 ストーブの天板を取り外すと煙突から剥がれ落ちた煤がビッシリ堆積していました。     ストーブから煙突を外し中を覗くとビッシリ!中にはダンパーが内蔵されています。

勾配の強い屋根に登り、(8寸5分勾配)煙突の排煙口を見るとビッシリ煤が詰まり、更にこれらがガラス化し固着している。慎重に傘を取り外すと鳥よけ網は一面ビッシリと煤のカーテンが。これが煙突詰まりの原因だ。全て部品を取り外し、煤を削ぎ落としました。その後は煙突内の掃除、そしてストーブ内の掃除を済ませきれいさっぱり!!炉内にも煤がビッシリ付着しているので、熱をストーブに効率よく伝える為にもこれらも全て削ぎ落としました。
これで漸く熱効率も高まった筈。

 
 傘の周囲のウインドシールドの隙間は煤がビッシリ!        傘を外すと鳥よけ網の目は完全に詰まっています。

 
 ウインドシールをを外し、煙突の下まで専用たわしでゴシゴシ!     とってもキレイになりました。これでドラフトも十分得る事が出来るでしょう

 
 煙突用の専用たわしで落とされた煤はここに貯まります。         煙突内、周囲にはこれだけのガラス化した煤が付着していました。スッキリ!!

4月中旬頃まで燃やし続ける薪ストーブ、最近は原油高なので、こういった原始的な暖房器具が有難く感じるし、日ごろのメンテナンスが大切と感じる今日この頃でした。
(ドラフトとは排気の流れをいいます)
コメント (2)
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