山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

迷犬 バート!

2007年02月08日 | ひとりごと

うちの愛犬バート!月曜日から行方不明・・・どこに行ったのだろうか・・・

もう歳だし(11歳)死に場所を求めて山に行ってしまったのだろうか。それとも眠りから覚めた熊と挌闘し傷を負い果ててしまったのだろうか?誰かに食べられてしまったのだろうか?などなど考えは尽きない。いつもいるバートが突然姿を消したのだから・・・今までもこんな事は良くあったが、次の日にはどこ吹く風といった表情でひょうひょうと現れるが、今回は2日も現れない。これは絶対おかしい!

ひょっとして・・・地元の保健所に電話をかけてみた

ボク「犬が行方不明なんですけど」 係員「場所は何処ですか、いつからいないのですか?」 ボク「○○市○○地区です、月曜日から行方不明です」 係員「その日、○○市の○○地区では犬を2頭捕獲しました。犬種と色、首輪の色は等々・・・?」 ボク「茶色の柴で首輪は青だったと思います」 係員「それらしき犬がいますので見に来て下さい」などと電話でやりとりをしました。向こう側の係員は怒っている様子・・・まずいな~不安と期待を募らせ保健所へ

保健所に行き、犬の拘置所に案内されました。そこは鉄格子で囲まれた犬の監獄然としており、何匹もの犬が別々に独房に留置されていました。皆悲しそうに魂の抜かれたようにうずくまっていました。その中にいた~!!バートとすぐ分かりましたがこちらを気付いていない様子・・・そこで「バート!」と呼ぶとピクッと耳をこちらに向けるやいなや起き上がり鉄格子を前足でガシャガシャ引っ掻く。死んでるかのようだったのが急に生き返ったみたい・・・一瞬、映画の南極物語のタロー・ジローで一年ぶりに再会したときのシーンを彷彿とさせるような感動に包まれました。しかし嬉しい余韻に浸かる間もなく係員に犬の確認後別室に呼ばれました。

このバート失踪事件の顛末について聴取された後、しこたま怒られました。失踪した原因は「○○地区において野良犬(バートだと思われる)が他の飼い犬に喧嘩売っており困っている」といった苦情により保健所の係員が捕獲したとのことでした。あと3日たったら薬殺されるところでした。そして捕獲料保釈料を支払いました。とほほ・・・

  

釈放されたバート!おかえり~!      名犬!?迷犬!?バート

謝った後、バートを車に乗せ家に帰りました。こんな事はもう懲り懲りです。・・・バートは何も悪く無い。飼い主であるボク達家族がが悪いんや。恐い思いをさせてしまいゴメンなと謝り大好物の牛乳をやりました。

今までバートにまつわる様々な珍事件がありましたが、今回は最もへヴィ~でした

最後に・・・バートがいなくなって家族はみんな心配して沈んでいたが、父は密かに自分が与えた餌の猪(知り合いの鉄砲打ちから犬用に貰った骨付き肉の脊髄とか大腿骨など怪しい肉類)を食べたせいでどこかに行って悶え死んだものだと独り思い込み悩んでいたことを付け加えておきます。

コメント (2)
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