枚方の鍵屋資料館に行ってみる。地元の方に一度ご覧あれ、と勧められたところ。確かに素晴らしいところであった。
枚方宿は、東海道57次の4次(伏見、淀、枚方、守口)の内の一つとのこと。なお、京都から大阪間は、船が多く使われ、そういう意味では、53次とは区別もされていたようである。
江戸時代、枚方宿は淀川水運の中継地。伏見と大坂を結ぶ三十石船が枚方浜にとまると、船宿から茶舟がこぎ寄せて、「餅くらわんか、酒くらわんか」という掛け声で飲食物を販売。この船を、「くらわんか船」と呼んだ。
鍵屋資料館は、その船宿があったところである。
昼食は、くらわんか船に影響を受け、割烹藤でくらわんか素麺御膳、くらわんか汁をいただく。
さらに元気があったので、意賀美神社にも寄ってみた。本来は梅林で有名なところ。
なかなか充実した一日となった。