「貞観政要」は、ある種有名な本だが、内容に接することは無かった。
山本七平さんの解説で読む。名前、言葉遣いが難しいので読みにくく感じるが、書いてある内容は極めて心すべきことである。
目次
1 いま、なぜ『貞観政要』なのか
2 「兼聴」―情報を吸い上げる
3 「十思」「九徳」―身につけるべき心構え
4 「上書」―全能感を捨てる
5 「六正・六邪」―人材を見わける基本
6 「実需」―虚栄心を捨てる
7 「義」と「志」―忘れてはならぬ部下の心構え
8 「自制」―縁故・情実人事を排する
9 「仁孝」―後継者の条件
10 「徳行」―指導者に求められるもの