先日、本(国家の品格)をくださる方がいた。その方のお返しに何にしようかと、迷い、女性がきっと読まないだろうな、という山本夏彦さんの一冊を購入。
この本はすでに読んでいたのだが、お渡しする前にちょっと見ようと思い、読み始めたら面白くて再読することになった。
山本夏彦さんは辛口のコラムで知られた人だが、この本は、インテリア専門誌「室内」に連載した女子社員との問答を再現している。脱線もまた楽しい。
帯にはこうある。「大地震の前の晩だって人は枕を高くして寝ていた。まじめな話をまじめくさって真顔でするのは失礼だ、著者は終始笑いのうちに戦前を語る。 」