馬医者修行日記

サラブレッド生産地の大動物獣医師の日々

介護サーヴィスを見て思うこと

2017-10-15 | 日常

3日間、神戸へ帰省してきた。

母は何度か脳梗塞を起こしており、今は自宅で介護を受けている。

自宅の居間で、訪問入浴サーヴィスで風呂にもいれてもらえる。

その人たちは本当にプロフェッショナルな仕事ぶりで、水をこぼしたりもしない。

父は米寿の祝いだった。

介護サーヴィス事業所の方たちからの手作りのメッセージ。

忙しいだろうに、手が込んでいる。

介護にたずさわる人たちはとても穏やかで、愛想が良くて、思いやりがあって、優しい。

それは、仕事上のノウハウであるのかもしれないが、それだけではないはずだ。

自分はどうだ?自分の職場はどうだ?と考えるとき、考えさせられることも多い。

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昨夜は、横隔膜ヘルニアの1歳馬の開腹手術。

結腸の一部が胸腔へ逸脱し、締め付けられて壊死していたので、結腸切除した。

そのあと雷で牧柵へ激突した1歳馬の外傷縫合2頭。

全部で8頭が怪我したそうだ。

1頭は死んでしまったとのこと。

終わったのは朝4時40分。

雷の予報が出ている晩は、夜間放牧を中止した方が良いと思うな。

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今日は、内部の講習・実習。

休み明けにはハードな32時間だった。