先週土曜日、「9月14日」に「12ヶ月点検」へ出した、私の所持する「BMW K1200S」コト「ファル」さんですが、本日「点検・整備」が終わり。戻ってきました。とりあえず今回は大きな部品交換は無く、「フロントブレーキタンクラバーブーツ」の交換があった程度で終了です。金額も「26,313円」と見積もりよりも約8,000円安い金額で済みました。
今回の点検でのメインイベント的だったのが「ブレーキ・クラッチレバー交換」です。「9月5日」に到着した「Syntoビレットレバー」への交換です。とりあえず交換費用は「ブレーキ・クラッチレバー」共に2,700円とまずまずな金額です。自分で取り付けても良かったのですが、やはりブレーキですからね。ここは確実なプロの腕にお任せしました。取り付けるとこんな感じです。
あまり極端な違和感はありませんが、ノーマルとは違うと言ったトコでしょうか?
それでもって、使用しての感想ですが、やはり「ショートレバー」にしたというのが大きな違いでしょう。
ノーマルレバーのピボット部分をあわせてみるとこんな感じですね。一応説明してしておきますと、青いレバーが「Syntoビレットレバー」でして、下の黒いレバーが「ノーマルレバー」です大体「レバーエンド」の「丸くなっている部分」の差でしょうか?極端にショートレバーといった感じでは無いですね。しかしながら「指をかける部分」の段差といいましょうか、レバーの支点との角度が「Syntoビレットレバー」の方が急な感じがしますね。なので、感覚としてはレバー部分が手前になるのでしょう。この事から「レバー」のアジャストを一番手前になる「1」ですと、「クラッチ」が「完全に切れない」状態になってしますので、レバーのアジャスターは「3以上」でないとなりませんのでご注意を。ブレーキレバーの方はそこまででは無いので問題はありません。
私の手にあわせてみるとこのようになりました。クラッチは完全に切りたいので「指4本がけ」でして、アジャストは「4」に合わせましたが、コレですとほんの少し近く、「5」にすると少し遠くと中途半端です。どうしても「段階式」ではそういった部分が出てしまいます。でも「Syntoビレットレバー」はさらに微調整が効くのです。「K1200S」の「ノーマルレバー」は「ねじ式」の「無段階アジャスター」なのです。「Syntoビレットレバー」を装着してもその部分を使うことができるので、「マイナスドライバー」を使う事にはなりますが、微調整する事が可能なのです。コレによりクラッチレバーはしっくりくるようになりましたよ。もう一方の「ブレーキレバー」は「5」に合わせ、こちらもピッタリフィットです。使ってみてですが、「クラッチ」の切れはまだミートタイミングが慣れていませんけど、レバー自体が多少なりとも軽くなっているからでしょうか?それと「ジュラルミン削り出し」と「高剛性」だからでしょう。握る時の力が軽くなったような感じがします。それと「ダイレクト感」もありますね。ブレーキの同じく剛性が高まったので、今までは強く握るとレバーがたわみ力が逃げてしまっていたのが、ガッチリしていますので、たわむ事無く、レバーを握る力をマスターシリンダーへ伝える事ができます。なので、ブレーキのタッチが良くなったようにも感じられますね。あと、レバー自体の「指がかかる部分」の面積が広くなったのでコントロールもしやすくなりましたし、エッジもしっかりしているので、指の関節にしっかり当たり、握りやすくもなっています。今回私は「ショートレバー」にしましたが、「4本指」でもレバーの全てに指がかかるので問題はありませんね。コレが「24mm」長くなる「ロング」ですと、少々余ってしまうでしょうから、タイトなショートの方が私には合いましたので「ショート」で正解でした。
まだ取り付けで、ディーラーである「Motorrad Keiyo」から自宅までの約40kmしか走っていませんので、少々違和感や、セッティングがうまく出ていませんがもう少し走りこめば段々馴染んでくるでしょう。取り付け後の全体をサイドから見るとこんな感じになりました。でもレバーって部品的には小さいですからチョット目立っていませんね…。
それでは、本日の登場人物は私が所持するモーターサイクル「BMW K1200S」の話題でしたのでこの方、「天元界 気象制御管理省 第三惑星管理室 東亜支局 気象精霊」で階級は「第三階位第二級」、精霊の種類として は「風の上等精霊」。「天空の精霊」を意味する「カエラム」を称号に持つ「ファルティシア。カエラム・マーティンス」さんです。実家から戻ってきた「ファル」さん。カフスを換えたようでして。ちなみ背景は「Syntoビレットレバー」にした「BMW K1200S」を上から撮影したものです。